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糖質制限の危険性を知っていてやってるの?

今回は、糖質制限によるダイエットの危険性について知っているの?と言うテーマでお話ししたいと思います。

毎日寒いですね。
寒い日が続くと、あまり動かなくなっちゃう。

こたつや布団と、大親友になってしまい、片時も離れられなくなる。
“冬は寒いから代謝が上がる“なんて話もあるが、自分には関係がない。
だって、あったかいところにいるんだもん。

やがて、動かないから、筋肉量は減る。
そして、代謝も低くなる。

冬が終わり暖かくなる頃には、お腹の周りに浮き輪が出来上がっている。

冬が来る前には、なかったはずなのに・・・。

夏に向けて、浮き輪を落とさないと。
と言う経験。

心が痛む人、手を挙げてください。
会場にいる7割の人は手を挙げていますね。

もちろん、太れない体質の人もいるので、全員ではないと思います。

じゃあ、浮き輪を落とすために、糖質制限するとどうなるか?

それが今回のテーマです。

糖質制限だけではなく、極度のカロリー制限を行った場合も含みます。

今回は、テノサイトの頭の中にある情報だけで書いてみたいと思います。
怪しいと思う箇所については、ファクトチェックしてみてください。

間違えていたら、コメント欄で教えて下さいね。

糖質が脂肪蓄積の原因

まずは、糖質が体に取り込まれていく過程を復習しましょう。

基本的に糖質は、筋肉と肝臓にある程度貯蔵されています。

筋肉は(内臓の筋も含む)糖質がエネルギーなので、貯蔵しないと動くことができなくなります。

そして、運動すると筋肉で糖質が消費され、貯蔵庫が“からっぽ“になってしまいます。

すると、肝臓に貯蔵されていた糖質を筋肉に送ります。

そして、食べ物から糖質をとることによって、また肝臓と筋肉に貯蔵されていくんですね。

肝臓と筋肉の貯蔵庫が“いっぱい“の時に、更に糖質を体に入れると、貯蔵庫には入りません。

余った糖質は、行き場をなくします。
「やべえ、肝臓にも筋肉にも入ることを拒否された!行くところがない!」

その時、ヒーローが現れます。
脂肪です。
「俺んとこに来い!」
「脂肪細胞が受け入れてくれるってよ!」

ということで、余った糖質は脂肪に貯蔵されます。

結果、太る。
浮き輪る。
(浮き輪る?)

これが、お金なら最高ですよね。

お金に例えてみた

毎月給料が入ります。それを肝臓銀行と筋肉銀行に貯蓄してます。

筋肉銀行は支払う専用の口座なので、支払う額を引き落とすだけの口座です。

ガス代や、電気代、家賃が支払われると、支払った分だけ肝臓銀行に請求し、送金してもらいます。

肝臓銀行も、ゆうちょと同じように預け入れられる上限が決まっています。

給料が多くもらいすぎた場合、筋肉銀行も、肝臓銀行にも預けることができません。
お金なら、嬉しい悲鳴ですね。

預け先がないので、新しい銀行が必要になります。
それが、脂肪銀行です。

いつもより多くもらったお金は、使う分と肝臓銀行に貯蓄できる金額を差し引いて脂肪銀行に貯蓄されます。

お金なら「ウハウハ」な状態なのに、脂肪になると悲しい結果になりますね。

糖質制限すると痩せる?

結論、痩せます。

結果だけを見ると、痩せちゃいます。

脂肪に向かう糖質がないので、痩せちゃいます。

ただし、リバウンドしやすい。
どのくらいリバウンドするか?

気を抜いたら、前より太るくらいリバウンドします。

なぜか?

糖質を制限しているので、筋肉にも肝臓にも糖質はほとんど“ない“状態です。

糖質は、水の分子が二つ付いているそうです。
しかも、糖質と塩分は対の関係らしいので、体に塩分も少ないことが推察されます。

体の水分が抜けちゃうんです。
と言うことは、簡単に2〜3kg減量できそうですね。
単純に水が減っただけですね。

なので、糖質を制限しなくなったら、糖質と共に水分も戻ってきます。

体重は簡単に元に戻ってしまいます。
逆に、水分が蓄積されるから、どちらかと言ったら健康的になる。

「え!?さっき、前より太るっていってなかった?」
と思ったそこのあなた。
ここからです。

糖質をなくした体は、危機的状態。
エネルギーである糖質はなくなり、肝臓に請求しても送られてこない。
肝臓銀行に貯金がなくなり、給料ももらえない状態ですね。

しかも、水分不足。

体の中では、会議が行われます。
「糖質ねーし、どうする?水分も少ないっす。」
「つーか、筋肉ってさー、働くと糖質ガンガン使うじゃん。しかもさー、働くと体熱くするじゃん。熱くなると汗かくからさー、水分も必要じゃん?
あいついらなくね?」
「その通りだね。あいつ、バラすか?

会議の結果、筋肉を分解して、エネルギーに変えてしまう作戦を決行します。

なので、筋肉は減ってしまうんです。

筋肉が減ると、代謝が減ります。

“太りやすい体“のできあがりですね。

内臓も平滑筋という筋肉なので、内臓機能も弱くなる可能性があります。
予測だけど、理屈的にはそうだよね。

太りやすいだけでなく、不健康な体の出来上がりです。

水分も少なくなるので、夏に行うことは熱中症の危険性もあります。

ちなみに、糖質制限を行う人たちは、糖質代謝から脂質代謝にするから大丈夫といいます。
ただし、期間を短くすることが条件です。

ボディビルダーも糖質制限するっぽいけど

ボディビルダーは、糖質制限するときに“ケトジェニック“という方法を用いることは有名です。

ボディービルダーも糖質制限で減量を行うことが多いんですが、2週間で脂質制限に切り替えるようにしているそうです。
そして、ボディービルダーは、糖質を摂らない代わりに脂質とタンパク質を多く摂る努力をします。
サーロインステーキとか食べるようです。

いたずらにカロリー制限をしないんですね。
糖質で摂取していたカロリー分を、脂質で補うんです。
糖質は制限しても、カロリー制限は10%以内を限度にしています。

糖質制限を長い期間やることと、極度カロリー制限にメリットが少ないことを知っているんですね。
体がわからないように、少しずつ減らしていくのが良さそうです。

給料(摂取カロリー)を50%制限されたら、文句しかねーじゃん?
金欠1ヶ月の生活は、死ぬほど苦しーじゃん?

5%くらいなら、文句はあっても受け入れるじゃん。
そして、1ヶ月やっていけそーじゃん。
手取り20万円の人は、19万円に減るくらい。
ムカつくけど、死ぬほど苦しくはないですね。

以上の理由によって、糖質制限や極度のカロリー制限は太る可能性を秘めています。
不健康的な身体になる可能性も高いのです。

お金がいきなり減らされる可能性があるなら、しっかり貯金しなきゃ不安です。
多分、脂肪もそうなんだと思います。
いきなり「カロリー制限しやがるから、脂肪貯めとかねーと!!」
みたいな。

おおよその目安として、1ヶ月で体重の5%以上落ちていたら、筋肉が減っていたり、体の負担が強かったりするので、注意しましょう。

じゃあ、またねー。

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