14歳でイギリスに単身留学したら色々あったよ☆というお話 第12話
(第11話はこちら)
Cambridgeへ来た理由
Readingで3年過ごしたboarding schoolは、そのままあと2年過ごせば卒業でいわゆる一般的な高校生過程を終了する流れとなり、あんま覚えていないですが、入学当初はそうする予定だっと思います。
ですが、条件であった入学3年目のGCSEをめちゃくちゃ頑張り、若干周りにワガママを言いながらもCambridgeの学校に転校したその理由、それは・・・
A-LEVELという資格を取得するためだったのです。
日本ではおそらく全く聞き馴染みのないこのA-LEVELという資格、こちらのブログに非常にわかりやすく説明されているので、詳細に知りたい方は是非ご覧ください。
で、上記で詳細に説明されているのでこちらでは簡単に言ってしまいますが、要するに高校卒業資格及び大学入学資格です。
普通であればboarding schoolの残り2年でSix-form(日本の高校1~3年生)を過ごし、A-Levelを取得する流れです。そう、別に学校を変えなくとも取得することが可能だったのです。
ではなぜ?答えは簡単。
そのCambridgeの学校は、勉強の出来次第で1年でA-Levelを取得することを許可している学校だったのです。
おそらく、おそらくですが。このCambridgeの学校はA-Level取得に特化したような学校で、学生の出来によっては飛び級を推奨しているような感じだったのだと思います。(すいません、実はここの背景あまりよくわからず、自分も進められて入ったのでw)
学校の雰囲気ですが、めちゃくちゃ自由。というか大学に近い。
どうやら最近移転して、ページに乗っている校舎は新校舎のようで全く懐かしくはないのですが、雰囲気はこんな感じ↑です。ザ・キャンバスライフ。
もちろんこの学校、そしてこの地CAMBRIDGEでも、滞在は一年のみでしたが、本当に本当に多くの事件が起こりまして・・・・ですが、話が逸れそうなので。
なぜこの学校にきたのか
なぜわざわざ転校してまで1年でA-Levelを取得したかったのか
それは・・・・
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もう日本に帰りたかったからなんです・・・・・・
当時の心境
Cambridgeの学校に転校した時点でもう4年以上は経過していた留学生活。
英語力でいえば本当に0の地点からスタートした自分も、恥ずかしい思いを毎日経験した結果、気が付けば「英語うまいね!」と褒められるレベルに。
ほとんど寮生活だったとはいえ、少なからず触れることができたこのイギリスという国の人、文化。決して嫌いじゃない。
ですが、当時の心境を思い出してみると
毎日毎日、日本に帰れる日を待ち望んでました。
そんな心境の自分に降って沸いたこのCAMBRIDGE転校→最短でA-Level受験というワープホール。年齢もちょうど18だったので、日本の大学を受験するという帰国ルートに入るわけです。
なぜ日本に帰りたかったのか
・日本の友達が高校生活を謳歌していて羨ましかった
・色々すり減っていた
・高校課程修了ということもあって、一つの区切りだと感じていた
ここらへんがまあ大まかな理由ではあるのですが、、、
正直なことをいうとここで帰国を選択していたことを大後悔しています。
大学卒業までイギリスいればよかったぁぁぁっぁああああ!!!!
グリーンカードとっとけばよかったぁぁっぁlっぁあっぁあああ!!!!
と、、、、
帰国して何年か経ってから後悔することになるのですが、まあそれは後の祭り。
性格的に、大体の事はまあそれも人生よな、と受け止めるタイプなんですが、これに関しては
明確に
確実に
大後悔をしております。
多分書くこともないと思うのでアレなんですが、日本の大学もつまんなかったしね。タラればですが、大学もUKだったらもうちょい刺激的な生活が続いたんじゃないかと、今でもたまにそんなこと思ったり思わなかったり。
10代半ばで単身留学するということ
第10話にも書いてあるようなこともあり、やはり多感な時期を別の国で過ごすっていうのは色々ありまして。
今でもイギリスでの暮らしの事を人に話すと、「えーいいなー」的なことを言われますが、決まって返すのは「いいえ、修行の日々でした」と。
まあどこにいても10代なんて難しいと思いますが。ただ言いたいのは、もし身の回りに【親の都合で〇〇歳までアメリカで生活】とか、そんで【アメリカの大学在学中にMBAを取得し、今は外資系企業のアナリストとして勤務】みたいな、、、いわゆる早期の留学を経て今は順風満帆な生活を送っています!みたいなブランディングをしている人がいたとしても、その人は
多分順風満帆ではなかった
と、思っておいていただければw
経歴自体ウソついてる人も多いですけどね
もちろん、留学経験者が経験していない人よりも大変な思いをしてきた、なんてことは全く思ってないです。が、留学生活もいわゆるたくさんの外国人の友達と毎日充実した生活を送り・・・・みたいな華やかな事だけではないですよ、と。
Cambridgeでも色々ありました
で、そのイギリスラストイヤーとなるCambridgeでの一年。この一年も濃すぎるくらい濃厚な一年でした・・・
ざっと箇条書きすると
襲撃前の夜
手の震えが止まらなくなった同級生
目の前に日本刀
門限をめぐる戦争
・・・・・・・・・色々ありましたねぇ。
詳しくは次回☆
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