見出し画像

広島県尾道に移住しました。その①

思えば今まで色んな所に住み、各地で色んな恥を晒してきました。

久が原(実家)→川越(寮)→Suffork(UK)→Reading(UK)→Cambridge(UK)→浜田山(大学)→本八幡→幡ヶ谷→中延→石川台→武蔵小山→戸越銀座・・・・・

イギリスから日本に帰ってきてからは都内(一部千葉)を転々とし

そして




尾道

画像1

2021年1月23日、移住してきました。


移住の理由

こんなご時世となり、移住が昨今のトレンドワードの一つになりました。やれUターンやIターンだメディアでも多く取り上げられるようになりましたね。

実際、移住相談窓口に何回か足を運んでいたのですが「ちょっと横から撮っていてもいいですか?」とTVクルーが。丁重にお断りしましたが。。

とはいえ、もちろんコロナでテレワーク、リモートワークが一気にこの世の中に定着していった、それを許容される(してもらえる)ようになったことは移住の決断をした要因の一つではあるのですが


それは「なぜ移住したの?」という問いの回答ではなくてですね。


理由はいくつもあるんです。もちろんこのご時世のこともそうだし、自分自身の将来の事、仕事の事、精神的なこと、教育の事、お金の事、、、


ですが、

今、すごく自問自答しながら書いているんですが、やはり一番の大きな理由は、「尾道」という地にとんでもなく惹かれたから、というのが一番大きな理由なのではないかと。


移住先に尾道を選んだ理由と経緯

一番最初に尾道に訪れたのは、確か3~4年前・・・かと。法事で訪れたのですが、その前からインド人の友人Aさんに「尾道はいいよぉ~」と聞かされていました。

そのAさんは尾道のアートプロジェクトのメンバーの一人としてよく訪れていたようで、全く別の仕事で会った際に、「あそこはスペシャルな場所だから是非行ってみるといい。言葉で説明するのは難しいけど、行ったらなんとなくわかると思うよ」と。

そのことが何となくずっと頭に引っかかっており、そんな中訪れたのですがその際は法事ということもあり、ほんと短い時間しか滞在することもなく後にしたのですが。

ですが、その際に宿泊した宿が「あなごのねどこ」というゲストハウス。
http://anago.onomichisaisei.com/

画像2


入口からして、もうワクワクしませんか?w

そう、自身もイギリス留学中はもとより、社会人になった後もヨーロッパバックパックの旅で1か月各国転々としていた際には泊まっていたのはやはりユースホステルかゲストハウス。

国内でも特に一人旅の際にはゲストハウスに泊まることも多く、そこで出会った人と友達になったり交流を深めたりが結構好きだったりするのです。

この時は、このゲストハウスいいなぁ~とは思っていたのですが、「移住」だとかそういう観点で見ていなかったので、特になにをすることもなく尾道を後にしました。ですが、今思えばあの「あなごのねどこ」の体験が今回の決断に少なからず関係していたようにも。



時は経ち、再び尾道を訪れたのは去年2020年夏。

今回も法事だったのですが、前回あまりにも弾丸スケジュールだったので、どうせだったら前後1日づつの3日間で行こうと。

その時期、詳しく説明するにはまだ色々癒えていないのですが、色んな事が同時に起こりすぎて、しかもコロナだし。正直精神的に憔悴していました。そんな中訪れた尾道は、以前訪れた時と全く違う場所でした。

画像9

画像4

画像5

画像6

今まで国内色んな所に訪れましたが、なんというか、、、、ここまで本能に語り掛けてくるような場所はなかったと思います。精神的にそういう状態だったからなのか?それは今でもよくわかりませんが、初めて「移住」というワードが、しかもすごいスピードで目の前に現れたような感覚でした。


新旧文化がミクスチャー

とんでもなく尾道に引っかかった理由の一つに、新旧文化の混ざり方がとんでもないというのがあります。

画像7

尾道に「本通り商店街」というながーいアーケード街があります。レトロ、といえば響きはいいのですが、正直シャッターが下りている店舗も多く、一見さびれているようにも見えるのですが、シャッター、シャッター、ここもシャッター、、、の次に

画像8

パン屋航路
https://www.instagram.com/panyakoro/?hl=ja

むちゃくちゃおしゃれなパン屋があったり


画像9

尾道デニムショップ
http://www.onomichidenim.com/

とんでもないことになってるデニムショップがあったり。


もともとAさんから聞いていた「今、尾道に新しいクリエイターがいっぱい集まっていて、新しい文化を作ろうとしている」というのを目の当たりにし、なにここ面白い!と。多分声に出して言いました。

もちろん東京生まれなので、そういう店や光景は東京にいくらでもあるのですが、天性のレトロ好きな自分としては、その二つ、大好きなレトロな街並みが最先端のものと混在しているその混在っぷりがツボに入りました。

この尾道滞在中に色んなことを思い、そこから移住に至るまで色々な葛藤や出会いがあったのですが・・・・

長くなってきたので次回!その②に続きます!

とにかく尾道に移住してきましたので、お近くの皆様何卒よろしくお願いいたします。この地で色んな方と繋がれればと思っておりますので。気軽にお声がけください!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?