早稲田にある早稲田大学構内にある『村上春樹ライブラリー』に行ってきました。
開館当初はコロナ禍で予約制だったりしましたが、コロナによる制約がなくなったとのことで、ぶらっと行ってみました。
小説家の村上春樹関連の小説や、村上春樹がやっていたジャズ喫茶にちなんだ部屋でジャズが流れていたりする部屋があったりしました。
地下には、お洒落なカフェスペースなどもありました。

おしゃれな建物と、モダンで気持ちのいい家具や内装の中で、良いオーディオ環境から流れるジャズ…
折角だから、本でも読もうと施設である村上春樹のエッセイ『村上ラヂオ3』のハードカバー版を借りて読んでみました。
座り心地の良いソファーや椅子、視線を前面以外囲った一風変わった椅子など、椅子を変えながら結局この１冊、読了しました。
なんか休日の午後、のんびりと村上春樹の軽いエッセイを読むってなかなかいいものですね。
本って、どこで読むのかとか、細かくいえばどんな椅子で読むのかとかってことも、結構重要な要素なんだろうなあと思ったりしました。
ここのところ、のんびりと趣味の本を読んだりしていなかったので、久しぶりの良い時間を過ごせました。
ここなら、名著と言われつつも読まれていない本として有名な（？）マルクスの『資本論』やプルーストの『失われた時を求めて』なんかも読了出来るのではと思ったりしました。

施設を管理する人もフレンドリーで親切なのも印象に残りました。
時間がある時に、また行ってみようかなあと思ったりしました。
まあ、ここも色んな人に知られて来ると、色々と決まり事とか出来て、殺伐としたりてくるのかも知れませんが…