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ピックの音質比較

前々から自分でもチェックしたかった項目
材質や形、メーカーでも全然違うので、まずは同じメーカー、同じ形の厚さ違いでの比較。

僕がよく使っているクレイトンのピック

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厚さは0.38~1.20mmの8種類
このピックのラインナップ全てで比較しました。

実は動画は全部一発のワンテイク。
編集せず、そのままのアップも考えましたが、ピックを持ち替えて確認する時間がどうしても"間"になってしまうので、少しカットしました。

ピックを持って試奏する事なく、そのまま直感で。
各ピックを練習してから取り組んでもよかったですが、それよりも先入観なく同じパワー、気持ちで弾くことにより違いがより出るかなと。

ここからレビュー。

0.38mm
これはベースには非現実的な薄さ。
弾いていても柔らかすぎてとても弾きにくいです(笑
しかし、トーンは嫌いではなかったです。
ピックのアタックがかなり控えめなので、ローがそれなりにある。
ゴリっとしたピックのアタックが苦手な人、後はアコースティックな編成で優しく弾くような場面だとありかも。

後はピックがしなる分、ノリもほんの少したまる印象が。
リズムが走る人はこういうしなりを利用してタイミングコントロールもありかも!

0.45mm
この厚さになると意外とベースでも大丈夫に。結構しなりますが
アタックも程よく、嫌いではないトーン

0.56mm
好みだった厚さ。
今まで使った事なかった厚さですが、トーンも弾き心地も気に入りました。
この辺からゴリっとし出しますね
実際に使用するラインナップに加わる予定!

0.72mm
急に存在感が出てきました。
パワー感かな。低音の倍音も違う気が

 0.80mm
先ほどよりさらに強くなった印象。
この辺が基準かな。僕的

 0.94mm
この厚さになると上が大人しくなりました。
何故でしょうね?
コンプがかかったような音に僕は感じます。
弾き方かもしれませんが、ちょっとこのトーンは好きではないかも。。

1.07mm
1mm超えるとトーンが全く別物!
不思議。何だろう、、ちょっと詰まったようなトーン。
もちろん硬いので引っかかる。ピックのしなりがない分、弦に対しての力の載せ方が自分でも分からないという感想。
これを使うなら僕は練習が必要です。
もともとピックのしなりを少し使って弾く人なので尚更だと思います。

1.2mm
硬い!引っかかる(笑
でもアタックが抑えめなので太さも聞こえてくる。
しかし、コンプ感というか、1mmを超えたピックは音が前に出てこない印象。ミッドレンジの成分が少ないのかな。

個人的には0.72mmとその前後のピック。
後はこの厚さで他のメーカーなどのものも試してみたいなという結論になりました。

ピックも奥が深いですね。

ライブでピックに変えるとベースの居場所がまるっきり変わります。
僕の腕の問題が大きいのかもしれませんが、フィンガーピッキングに比べるとローのふくよかさは減るので、そこをどう補うか。
もともと違った奏法なのでそこは気にしないのか、、

全く別の音に切り替えるか。プリアンプなどを使い。
現実的にはプリアンプでピック時のサウンド補正かな。

となるとプリアンプ探しの旅に出かけなければ!


オンラインレッスンも引き続きよろしくお願いいたします。
少しづつコンテンツを増やしていきます。


皆さんが楽しめる様な物、有意義な物を制作していきたいと思っています。