バッドアート美術館展に行ってきました。
バッドアート美術館展概要
2019年1月14日まで東京ドーム近くのギャラリーアーモにて開催されている美術展です。
そもそもバッドアートとは?
・作者が真剣に作成したものであること
・人を惹きつける下手さがあること
・過剰な表現があること
などがバッドアートの定義とされていて、美術に無頓着の僕が見ても十分楽しめました。
また、館内もいたるところで、笑い声や、会話が盛り上がっている様子などを聞き取ることができ、初心者にも優しいものとなっているなと感じました。
個人的に刺さったもの
個人的に刺さったものをいくつか紹介させていただきます。
『科学者』作者不詳
・絵画に限らず、完成されきっているものを見ることが多くなっている現代で、カンバスが壊れていたり、ゴミらしきものを作品の1部として使用している点をかっこいいなと思いました。
『麗しき死体』シルヴィア
・タイトル通り麗しい、麗しい、麗しい(語彙力)と思いながら見てました。
写真には収まってませんが、どの作品も普通の絵画展同様、作品の説明が書いてあってわかりやすい上、随所でオリジナルキャラクターがツッコミを入れてくれているので楽しいです。
『緑の眼』フィグリ
・やばい、めっちゃ力強い眼差しで見られてる…と思いながらもカンバスをこのサイズに選定した作者の意図やかっこよさに惹かれました。
『美しき死』ジョン・キム
・これが美しいの???と思いながら個人の価値観の違いに改めて気付かされたと同時に、こちらで様々な解釈がしやすいような作品であることに感銘を受けました。
あと、シン・ゴジラのエンディングっぽいなぁとも思いました。
ほかにもいろいろあるのですが、ぜひ皆さんにも足を運んでいただきたいので、この程度にしておきます。
ほんとに最初から最後まで飽きることなく、展示を見終わった後には「もうこんなに時間過ぎてたのか」と感じるくらい夢中にさせてくれる展示会でした。
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