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短編映画「片袖の魚」公開記念イベントに参加して

今日は名古屋シアターカフェさんの
片袖の魚公開記念【東海林毅ショートフィルム選&トーク】へ。

大須から清水口に移転されたシアターカフェさんは、音響など設備がパワーアップして、まったりとした空間の中で映画が楽しめる良い雰囲気だった。


東海林監督の過去作品4本と、新作「片袖の魚」の一部分を観せていただく。
過去作は以前にも観たことがあるが、何回観ても良い。
短くても伝えたいことがギュッと詰まっているし、映像美や音楽のクオリティの高さに圧倒された。
新作はいきなりゾクゾクした。自主制作で沢山の思いが込められ制作されている。
主役のイシヅカユウさんが本当に素敵で、山口小夜子さんみたいな品の良さを感じる。早く全編観たい。

https://redfish.jp/

上映後のトークでは、トランス役はトランス俳優が演じる事の意味について語られ、本当に熱い思いを感じた。

驚いたのは、手術を受けて晴れて自分の思う性になれたのに、その事により様々な所に拒絶されてしまって、活動が出来なくなる方が少なくないこと。

LGBTに関して認知されつつある昨今ではあるけど、まだまだ課題が多い事に驚いた。当事者でないとわからない事も沢山ある。

雇用の不平等な所も訴え、トランスであるなしに関わらずどんな方でも平等にチャンスがあっていいはずだと、古い体質からの脱却を目指すため、今回の撮影に踏み切ったと熱く語られた。

こういう熱い思いを持って作品作れるようになりたい。
やっぱり、映画プラストークイベントっていいなと感じた。
MIRAGE THEATREも、もっともっと開催出来るように落ち着いた状況になることを願う。
MIRAGE THEATREにもいつかゲストでお招きしたい。

最後は、もう10年以上前に購入した東海林監督の商業作品のDVDにサインもらって感無量。短編「老ナルキソス」に出てくる絵本もゲット。
東海林監督は昔VJされていたり、思い出すと色々繋がっている事もあったりで今日久しぶりに逢えたのは本当に嬉しかった。

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