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映画独り言。(映画にトラブルはつきもの)

昨日は、各務原市映画ワークショップのサポートで関わった映画が名古屋のシネマスコーレで上映していただけるということで行ってきた。

スコーレに行く前は必ず天国(ビックカメラ)もセットで行く。しかし、余裕がなくて行くことは出来なかった。

到着すると映画メンバーが数人。
久しぶり~✨と話しかけると耳を疑う言葉が。

もしかしたら、私たちの映画が上映出来ないかもしれない!?そんな・・・今から来るメンバー、きっと楽しみにしてるだろうに・・

ここでお断りしておくが、今回のトラブルはスコーレさん側には全く問題がなく、私たちもちゃんとした規格のものを予備をプラスして事前にお渡ししている。誰のせいとかではなく、私のドタバタ劇をお楽しみください。

用意周到にしていてもトラブルはつきもの。なんとかみんなを悲しませずに私に出来ることはないのか??

スタッフ確認用に一時的にYoutubeにアップしたものならあるから、それをダウンロードすればいけるかも!その事を支配人に説明すると、とりあえず中に入って!と、中に通された。
ああっ、ここはシネマ狂想曲で見た映写室✨

喜んでいる場合ではない。一刻を争う。
とにかく時間がない!

スタッフの方に、そのパソコンは壊れそうなのをギリギリ使ってるから無理ですよと言われる。無理なんて言ってられない、支配人に許可を取り、とりあえずダウンロードすることに。

しかしYoutubeアカウントのセキュリティでログインするには本人確認のメールが必要なのだけれど、メールが来ない!電波弱い。
一回外に出てスマホをフリフリ。

確認コード来た~✨

慌てて中に戻りダウンロード。
ダウンロード中にPCのオーサリングソフトを探さねば。。。許可をとり、中を確認。
付属のソフトを見つけ、ダウンロードしたデータを書き込む。

がしかし。ソフトが古すぎてMP4に対応してない・・・検索するとオンライン上でコンバート出来るサイトを見つけ、無事変換。

今度こそ!ポチ

「PCの空き容量がありません」

支配人がとにかくPCのいらないデータを消すんだと言ってくるが、貴重なデータがあるかもしれないので手が震えてくる。。。
あんな映画やこんな映画のタイトルのフォルダがぁ。(中は一切見てません)
書類データばかりで容量が空きそうにない。

スコーレのスタッフさんが、何度も何度も不安そうに

「何消すんですか?」

と聞いてくる。。。無理だ。。。

違う提案をしよう。

「このパソコンをプロジェクターに繋ぐのは可能ですか?」

・・・。

無理っぽい。。。

困った。

すると、英語版のオーサリングソフトもインストールされているのを発見。
これならいけるかも!
空のDVDを天国で買ってきてもらい、書き出しスタート。

良かった。これが無事終わればなんとかなる。
待てよ。
私、今日は映画観にきたのに、何故書き出ししてるんだろう 笑

横にずっと支配人がついていてくださり、私達の映画をとても誉めてくれた。

実は今回のイベントは毎年スコーレで行われていて、インディペンデント映画を6本ほど流している1日だけの上映会。
過去に3回ほど上映していただいたが、毎回ダメ出しされていた。
今回、ようやく誉めてもらえて本当に嬉しかった。

しかも私達の映画が、映画塾で教材として使っていただけたのだ。よほど気に入ってくださったに違いない。

1本目の映画がスタートしてしまった・・観れない。悲しい。でも頑張らないとみんなが悲しむ・・・

書き出し完了まであと
70%

80%



よろしくお願いしまーす‼️


「エラー」

ガーン‼️

どうしたらいいのだ。
1人、予備のディスクを取りに自宅に向かっている。それを待つのか?往復2時間なのに、間に合うのか?

すると、こっちのパソコンならプロジェクターから出せるかもしれない、やったことないですけど原理としてはいける、と言ってもらえた。

スタッフさんが使っていたPCをプロジェクターに繋いで、Youtubeをそのまま流そうということに。

散々触ったPCはとにかく現状復帰し、スタッフさんには何もデータ消してませんので、と伝えて客席に戻る。

1本目は既に終了していた。

自分たちの映画が上映出来るまでなんだかソワソワしてしまい、集中出来なかったが、「焦げ。」という作品のキョーレツぶりにすっかり平常心を取り戻した。

無事に私達の映画は上映され、舞台挨拶もさせていただいた。

映画って、本当に予想外のことが起きる。
キャストが来ないとか、小道具盗まれるとか、スタッフ同士がトラブルとか。
そんな数多くのトラブルを乗り越え、昨日また新たなトラブル回避出来て経験値があがった。笑

本当に上映出来て良かった。
スコーレの木全支配人、スタッフさん、ありがとう。
各務原映画のみなさん、本当におめでとう。
懲りずにまた映画、作ります。

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