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見捨てられ不安というネガティブな思考のスキーマという源泉

こんにちは!
お久しぶりの投稿になってしまいました!
よしだけいこです。


今回はネガティブ思考が強く、
そこからなかなか抜け出せずに
しんどい思いをしている人に向けて
私の想いが届くことを願って
書いていきます。


子育てをしていて、
子どもの手や足が少し当たっただけで、
感情が爆発してしまったり


泣き止まない子どもをみて
イライラとしてしまったり

何でこの場面で私は
こんな風にしてしまうんだろう。。。
と思ったことはありませんか?

何でこんな小さなことで
怒ってしまうんだろう?と、

エピソードは違ったとしても、
子育てがうまくいかないことを
疑問に思ったことはありませんでしたか?


そして、そのたびに
わたしは母親には向いていないんじゃないか

口が裂けても言えないが、
本当に子どもを産んでよかったのだろうかと
ネガティブな思考に

深く入ってしまうようなことは
ありませんでしたか?

睡眠不足が大きな原因が
ひとつではありますが

睡眠時間が少ないと
脳の状態が良くないので
パフォーマンスが落ち

それを覚醒させるために
脳はイライラさせるような
働きをしていて
怒りっぽくなることは
確かにあります。

だけど今回は、分かってる人、
睡眠もちゃんと取ってる。

だけどね
それでもやっぱり、
イライラがおさまらないんだ!!
という方が対象です。

特に、
高齢出産、うつ傾向があるママは
ネガティブな思考に引っ張られやすい
と感じているので、
この記事を読む価値はあると思います。


もし、そうでなければ、
ここで引き返すことをオススメします。

それでは、本題です。



意思とは関係なく湧き出る思考を「自動思考」というのですがそれをひも解いていくのに役立ったのがわたしの場合は「セルフスキーマ療法」でした。

●そもそも「スキーマ」とは?

スキーマ療法は認知行動療法を発展させたもので、アメリカの心理学者、ジェフリー・E・ヤング博士が考案しました。

スキーマ(schema)とは図式・概要などの意味を持つ英語です。心理学の世界では「認知の土台部分となっている、価値観・ルール」のことをさします。

●スキーマはどうやってできる?

スキーマ療法を考案したヤング博士によると、人は誰でも5つのエリアの「中核的感情欲求」を持っているといいます。

●過去の私と対峙をして見えてきた認知のクセ

この療法を知る前のわたしは、
もう捨ててもいい過去の苦しみに
一生懸命にしがみついていました。


しがみついていたものは、
「過去の失敗体験」や「傷つき体験」です。


インナーチャイルドの叫びに
耳を傾け続け、
誰も見ないノートに
正直に記録に残していきました。


過去の忘れられない出来事は、
「見捨てられ/不安定スキーマ」が
元になっていたことが分かりました。


苦肉の策でメモしていたことで
自分の感情が枯れ葉のように重なり
認知のクセが見えてきました。


それを、スキーマ療法という
新たな価値観に触れて
フレームに当てはめて眺めてみると
自分のことがよく理解できました。

●最近の実体験からスキーマを発見

就学では支援級に入れなかった時
児童発達支援や子ども発達支援センターは
就学前で通院は一旦終わりとなった時
トーレナートレーニングに入れない時など
「見捨てられた」と感じていました。

いつも頭の中にある
「見捨てられ感」は
何をしても消えませんでした。

それ自体が
ネガティブな思考を呼び起こす根源、
見捨てられスキーマだったのです。


このたび、
娘の就学と言うタイミングで
数々の支援が一度になくなることで
わたしの心が大きく揺れ、
このスキーマに気づくことが
できました。

もっと以前から
恋愛傾向や人間関係の悩みなど、
気づくきっかけになる出来事は
たくさんありましたが

まだ、
自分を知らなかった私は
発達の知識を持ってから
今のタイミングで腹落ちしました。

●わたしのネガティブの源泉


娘の一連の行動のおかげで、感情の起伏が激しすぎるわたしは、自分が「境界線パーソナリティ障害」に属していることを知りました。


わざわざ障害に当てはめなくてもいいんじゃない?と言われそうですが、自分を理解するには当てはめた方が分かりやすかったのです。


そして、激しすぎる感情の元になっているのは、
「早期不適応的スキーマ(EMS)」があるからだと
(Early Maladaptive Schema)知ったのです。


スキーマは18個に分けられ、
わたしには複数のスキーマが
活性化されていることも分かりました。

動物看護師時代のエピソードなんかも、スキーマで見て行くと、こんな人間だったのか!と理解でき、面白く自分自身を捉えなおすことができました。

このとき、
かなり根深いものを掘り当てた感覚に
「見つけた!!これだ!!」と
快感すら覚えました。

わたしは、自分の中の宝箱を見つけて
カギを開けたような感覚になり
とても嬉しく喜びを感じました。

見つけたときの感情のキロク



この瞬間に、
自分の認知の土台を理解することができ、過去の失敗体験や傷つき体験についても、「なぜ、そうなったのか」を理解できたことで心から納得し、癒されていきました。


自身でもスキーマ療法はできますが、トラウマと対峙することになり、かなり痛みや苦痛を伴うので、起こった事実をまっすぐに見つめられる強さが必要です。

●トラウマとの対峙

記憶と感情はセットなので当時の感情も思い出すため
落ち着けるように、道具を用意しました。



当時の自分を抱きしめる代わりに
やわらかいクッションと
当時の自分の涙を拭いてあげる
ハンカチを用意しました。

そして、
今までよく頑張っていたね。
もう、自分に嘘をつかなくても大丈夫だよ。
と声をかけてあげました。


●最後に

セルフスキーマ療法ができたのは、
脳科学の知識、発達の知識
心理学の知識を学び
自分と真正面から向き合ったからです。


スキーマ療法の知識は、ネットで検索すると
いくらでも出てくるので
興味のある方、勇気のある方、
ネガティブな自分と根本から向き合いたい方は、
調べて見るといいと思います。
きっと発見がありますよ✨



子育てを上手にするには、
欠かせないスキルであり
自分らしく笑顔で生きるために
必要なことです。


わたしの場合は、
ラスボスは自分の認知のクセでした。


こんな風に自分なりに答えを持って
スッキリした気持ちで
いられるようになったことが
わたしの大きな変化成長です😌


生きづらさを感じて
負のループにハマって
行動力が落ちてしまった人や

子育てがうまくいかないと感じている
誰かの役に立てると幸いです✨

あなたからのサポートは、おうちでわが子の発達支援を頑張るママたちへの支援や動物への支援、私が支援したいと思った記事へのサポートという形で、誰かに還元されます。時々、私のコーヒーが少しだけグレードアップすることがあります。