夜空のパラドックス、メディアリミックス、n番部屋事件【注目の新刊】#4
こんにちは!新刊を紹介する人、赤池エアです!
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では、早速行きましょう!
1. 『暗い夜空のパラドックスから宇宙を見る』
みなさんは、夜空がなぜ暗いのか知っていますか?
星が限りなくあるとすれば、夜空は至る所輝いて見えるはずです。しかし、実際には夜空は明るくありません。なぜ明るくないのでしょうか?
これはヴィルヘルム・オルバースという18世紀〜19世紀の天文学者の名前から由来して、「オルバース・パラドックス」と呼ばれる問題です。
この問いにピンとこない人もいるかもしれないので、有名な森の例を出そうと思います。
ある程度広い森では、だいたい偏りなく木々が生えています。このとき、森の中にいる人は、どの方向を見てもさまざまな距離にある木の幹に視界が遮られてしまい、森の奥を見通すことはできません。
これと同じように、宇宙でも偏りなく星々が分布しているとすれば、どの方向を見てもさまざまな距離にある星の光によって、夜空は明るく輝き、宇宙の奥である暗い闇を覗くことはできないはずです。
しかし、現実には夜空は真っ暗な闇ですよね。これは一体なぜなのでしょうか?というのがこのパラドックスの問いです。
答えを確認したい方は書籍を買いにレッツラゴーです。
軽く知りたいだけだぜ、っていう人は以下のWikiが詳しいのでおすすめ。
2. 『メディア・リミックス:デジタル文化の〈いま〉を解きほぐす』
第1章の「なぜYouTuberはコラボするのか」が気になります。読む前に僕の予想を書くと、自分を見たことないがYouTubeをヘビーユーズしている層を新規にファンとして獲得するためかな?と思います。
ネット空間は細かい部分空間に分割されています。若者にとっては周知の事実ですが、クラスのみんなが見ているor知っているものなどもはや存在しません。
「学校では今何が流行っているんだい?」という質問を親戚の甥っ子とかにすると、「学校で流行ってるもんなんかねーよ」ということを内心で思われてしまうので、甥っ子に呆れられたくないおじさんorおばさんは気をつけておきましょう。
(※ごく少数の仲間内でだけで流行っているものはあっても、学校全体で流行っているものはもはや存在しない)
したがって、YouTuberが抱えているファン層も、ジャンルが近いとかでなければ各YouTuberによって異なるはずです。
しかし、「YouTubeを日常的にみる」という属性は、共通しているわけです。つまり、目に触れて面白さを伝えることができれば、コラボ先のファンが新たに自分のファンにもなってくれる可能性が高くなります。
そしてそれは互恵的なものです。Win-Winの関係ってやつです。一方のチャンネルがもう一方のチャンネルのファンを奪い取るのではなく、パイをお互いに広げ合うようなイメージです。だから、YouTuberはよくコラボしているのではないかというのが僕の考察です。
読んでみて、全然違う鋭い推察があったらウケますね。読むのが楽しみです。
3. 『n番部屋を燃やし尽くせ デジタル性犯罪を追跡した「わたしたち」の記録』
「n番部屋事件」というデジタル性犯罪の事件が2018年〜2020年ころに、韓国で実際に話題になっていたそうですね。
特徴的なタイトルと鮮やかな書影に惹かれて、調べてみて初めて知りました。
2022年にはNetflixで「サイバー地獄 n番部屋 ネット犯罪を暴く」という映画にもなっているそうです。
まったく知らないことをあれこれ書いてもしょうがないので、この本と映画を見て、何かを書きたい気分になったら追って詳しく書こうかなと思います。
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以上、注目の新刊3冊でした。
こんな感じでこれからも注目の新刊を週1くらいのペースで紹介していこうと思うので、ぜひスキ・フォローをお願いします!!
また、実際に読んで良かった本を月1で紹介しようと思うので、そちらも是非お楽しみにしててください!!!!
では、また!!!
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