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CG Magazine

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2019年10月の記事一覧

[2.8]プロシージャルテクスチャ:パターンとマスク

この最近Blenderで和柄作ってたりするのですが、「パターンを繰り返す」「マスクを使ってバリエーションのある模様を作る」という方法がなんとなくわかってきたのでメモしておきます。ページ最後の方にサンプルを紹介しているページのリンクがあるのでちゃんと通しで読んでください。 確認した環境は2.81ですが、2.80でも大丈夫だと思います。 シェーダーエディタの使い方とかノードの基本的なところの説明はありませんので悪しからず。 事前準備Plane を追加したシーンを作成しておき

プロジェクトのデータ管理

・はじめに たまにですが、twitterで「映像データのプロジェクト管理とかみんなどうしてるの?」という話をみかけたりするので、個人的なやり方ではあるのですが管理方法をnoteに書き留めて共有したいと思います。 基本的に映像の仕事をする時はディレクターやデザイナーからコンテや素材を受け取って、そこから納品まではチェック用映像以外のデータの受け渡しはあまりないので、個人で映像制作されてる人には合うかもしれません。デザインやゲーム、プログラミング関連の人にはまた違う方法があるかと

バズらなくて仕事がこなくても習作を作ることに意味はある!

作品を作ってアップせよ、の謳い文句が当たり前になったのはいつからでしょうか。私も3Dができるようになりたくて毎日Cinema4Dをとりあえず開く自己流Everydayを続けています(制作スピードは毎日ではないです)。ボタンを押しまくるだけの日やクオリティが最低な作品をアップして後になって後悔することもあります。バズったこともなければ仕事もきません。クオリティが大したことないことは自分がいちばんよくわかっています。しかし習作=作品の評価、クリエイターとしての自分の評価と考えるの

小さな仕事、大きな一歩

2019年9月から中部7県で放送が始まっている「デデデデザインて何?!」というNHKの番組で、ほんの少しだけCGをお手伝いしました。 担当させてもらったところは僅かですが、私にとってはとても意味のある大きな一歩です。 なぜCGを「趣味として」20年も続けてきたのか長年、趣味としてCGを続け、フリーランスになってからは仕事でも活用していますが、CG制作会社に所属したことはありません。 私がCGに興味を持ったのは20代後半。当時、住んでいた中部地方でCGの仕事といえば、遊技