無職だった頃の自分、求職中の方へ

今から10年以上も前の25歳の頃の話しですが、仕事を辞めて無職になった頃があります。この時の経験が今の私の活動に活きています。その当時の仕事を辞めたいという不満、無職である不安な気持ちを知っていることで、求職中の人の気持ちを理解して行動するよう努めています。

職場では求職者向けに3DCADを中心とした講習会を開催して、次の仕事へのステップアップを図ってもらおうと取り組んでいます。

私自身が10年以上前の25歳の頃に、求職者向けの3DCADの講習が開催されていたことが、きっかけで3Dを勉強することができ、約10年後の今では本を出版するまでになりました。

下図1)25歳当時に受講した求職者向けの3次元機械設計技術者養成講座

下図)2018年8月に出版した本

私が今こうして本まで出せているのも、私の地元である岩手県北上市で求職者向けの3DCADに関する講習会が開催されていたからです。

今では、それほど珍しいことではないかもしれませんが、今から10年以上前に3DCADを求職者が学べる環境というのは少なかったと思います。

私はもともと2次元CADを勉強して建築・建設関係の道に転職しようと活動していました。建築CAD検定2級の資格も取得して、小さな建築事務所でアルバイトをするなど徐々に道を切り開いていました。

CADに取り組んでいるうちに、これからは3次元だと思い、ちょうど北上市で3次元の機械設計技術者を育成する講座が開催されることを知り、機械系の講座でしたが、これからは3Dの時代になると思い、受講しました。

もともと仕事を辞めて、無職になった理由も、25歳となり、このままで人生いいのだろうかと自問自答するようになり、何か手に職をつけたいと考え、力もなく、器用でも無かった私が考えて出来そうだったものがCADでした。

なので、建築や機械とかに正直こだわってはいなかったのです。実際CADをやっているときは時間を忘れて取り組んでいました。手に職をつけたいという気持ちも大きかったのかもしれません。

3Dの講座を無事に受講できたわけですが、勉強中も就職できるかの不安は大きかったです。勉強すればするほど、奥が深いことを知り、この仕事やっていけるのだろうかと悩みました。

悩んではいましたが、とにかく必死になって勉強しました。人生の中で1番勉強したかもしれません。ここで本気出して頑張ってダメだったら諦めようと思って取り組んでいました。

その結果、最後の試験では、研修生では全国初の優秀賞を頂き新聞にも掲載して頂きました。

人生で最高の結果を出した瞬間でした。この結果もあり無事に就職もでき、ここまで苦労も多くありましたが、今こうして本を出したり、ブログを書いたりまでするようになりました。

いま私のやりたいこととして、私自身が地元で開催されていた3Dの講座を受けたことで人生を変えることができました。なので、その恩返しをすべく、私のように手に職をつけて人生を変えたいと思っている人への、お手伝いをしていきたいと思っています。

無職・求職中の方へ
ぜひ、何か私で力になれることはしていきたいと思っていますので、お気軽にご相談ください。


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ものづくり製造業の3次元CAD,CAM,CAE,3Dプリンタ,3Dスキャナについて学習・勉強できる情報サイト:https://3ddofactory.com

noteを最後まで読んで頂き有難うございます。 東北の岩手県北上市で3DCAD/CAM/CAE、3Dプリンタ、3Dスキャナ、リバースエンジニアリング等、ものづくりエンジニアの育成、企業のサポートをしています。地方創生・地域活性化に取り組んでいます。よろしくお願い致します。