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クリティカルなポイントを見つけるには

物事は一定の法則に基づいて動いています。
この法則を理解すれば状況が変わって、そこから相手の弱点を見つけることができるでしょう。

作戦を立てるということは、この弱点をいかに見分けるか、そしてそれに応じて活用するかということです。
弱点がまだないのに打って出るのは良くないですし、あるのに行動を起こさないのは怠慢です。
陰陽に即していないでしょう。

物事の変化を洞察するには、その法則を知っていることが重要です。
とはいえ、どうすればその法則を掴むことができるのでしょうか。

第一にあるのは歴史から学ぶということです。
過去の経験の蓄積を研究して将来に活かすということが言えるでしょう。

また、相手の言葉などを観察し、その状況をよく洞察することが大切です。
相手の充実していないところ、ある種の割れ目とでも言いましょうか。

物事は最初から大きく崩れることは少なく、必ずその前にわずかな兆候があります。
ハインリッヒの法則などと言われますが、小さな問題を大きくならないうちに察知して対策を打つということは言われています。

相手からすれば、その小さな問題の隙間は大きな好機です。
そこを狙って対応することで大きな打撃を与えることができます。
それはある種の道術です。

状況を打破するために、クリティカルなところを瞬時に見つけ出す。
そのためには、動いているところの動きを把握していく必要があります。
気づくということにおいては、見えない世界の力を磨いていくというのは非常に有効です。
現実に即したことに興味のある方は、是非一緒に頑張りましょう。

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