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鈴木祐の『無(最高の状態)』を読んでみた

鈴木祐の『無(最高の状態)』を読んでみた。

自己を消し去って方がいいというのは、感覚的には良くわかる。現代社会はあまりにも情報が多いから、それにいちいち反応していたらキリがない。

そして本書では「一の矢」と「ニの矢」という上手い分け方をしている。例えば仕事で上手くいかなかったときのショックは「一の矢」だ。これを回避するのは非常に難しい。そしてそのショックをさらに反芻し、「これからも上手くいかないんだ……」とか考え始めるのが「ニの矢」だ。これについては回避可能なのである。

「ニの矢」を回避するためには、常に客観視できる能力が求められる。個人的にはグラウディングという練習法が効果的だった。練習法については人によって相性が異なるので、この辺はしっかりチェックしてみてほしい。

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