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ユーザーテスト2023-1: アートの力で、手帳にプライベートを記録。

手帳: https://privategallery.jp/
レポート層:30〜40代女性。主婦。
レポート内容:プライベート美術館を手帳として30日間利用後の感想。

以下、レポート内容です。


オンライン手帳サービスの検証レポート

【記録してみた感想】

アナログの日記や一般的なSNSより気軽に記録ができる点、カレンダーで一覧として写真が見られる点がとても良いと感じました。こちらの企画のコンセプトである「アート」を日常的に意識していない者でも、日々の記録を写真として並べていくことに、アート作品を作り上げていくような喜びを感じました。

タグを通して振り返ることで、自分が普段どんな物事や感情に関心があるのかを改めて知ることができた点も、非常に興味深く思います。これまでほぼ無意識に、何となくこれが好きと感じていたようなものも、ハッキリ好きだと認識するきっかけとなりました。

また、日頃ネガティブな感情はたくさん感じているはずですが、残したいと思うのは綺麗なものを見たりポジティブな感情になった時だということも、発見でした。

更に、定点観測のように同じものを見ても違う感情が湧くという事も客観的に見る事が出来ました。例えばアジサイひとつでも、「まだ5月なのにアジサイがきれい」だったり「嵐の日でもアジサイは嬉しそう」などと記録しています。

このように、自分が無意識に見て感じていることを意識化する過程は、とても楽しく感じます。


【考えたこと】

人は自分の事ほどよくわかっていない部分がありますが、こうした活動を続けていくことで、自分の興味関心や感情をよりハッキリと認識していけるのでは?と考えています。

長期的に続けていくことで、ハッキリとわかっていなかった趣味や得意な事、その他の特性が見えてきて、より充実した人生を創り上げるヒントになると感じています。

また、今回は手探りで記録し始め、慣れていくまでに半分ほどの期間を要しましたが、もし今後続けるとしたら敢えてネガティブな感情になった物事も記録してみたいと考えています。

そうすることで、自分が好きな事や得意な事だけでなくて、嫌いな事、苦手なことも浮き彫りになり、自己理解に大きく役立つと感じるからです。


【要望など】

もっと操作がしやすくなると、日常的に気軽に使用できると感じました。

具体的には、タップしてから開くまでに少し時間がかかるところや、ページ間の行き来がややわかりづらい部分がスムーズになるとありがたく思います。

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