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エシカルシェア会 in ファッションレボリューションデー(エシカル100考、95/100)

4月24日はファッションレボリューションデー。7年前にバングラデシュで大手アパレル等の縫製工場が入っていたビル「ラナ・プラザ」が崩落し、多くの衣料業従事者が死傷する事故があった日です。

エシカルファッションに関わる人にとって大切な日ですが、今年はイベントなどで顔を合わせてお互いの活動や目指すものをシェアしたりできないため、オンラインでお話し会を開催しました。

お店をやっている方、ブランドをやっている方、エシカルを学び発信をしている方などが14,5名。それぞれの活動や現状、今思っていることなどをゆるっとシェアしていただきました。

やっぱり(僕もだけど)お店やブランドをやっていると厳しい状況ですが、みなさんバーチャル接客をやったり、YouTubeで発信したり、オンラインイベントをやったりしながらなんとか切り抜けようとしていて、勉強になりました。

そして、自分たちだけなく、商品を作ってくれる職人さんや縫い手さんなども一緒にこの状況をしのいでいかないと、ということは、みなさん考えているんだなと思いました。

ファッションレボリューションデーということで、服を作ってくれている人に想いを馳せるのと同時に、作ってくれた人に感謝をするため、それぞれ服やアクセサリーを見せ合って自慢(?)しあって集合写真。

長年着た思い入れのある服、春に着ようと思って着れていない服、心を込めて作った自ブランドの服、おばあさんが作ってくれたマスク、プレゼントされたアクセサリー等々、みんな様々でとても素敵でした。

人と会うことが難しい現状ですが、オンラインでもこういった気取らない会で価値観の近い人と交流し、新しい仲間を増やしていくことは大事だと思います。

エシカルはさまざまな人たちや社会、自然とのつながりを大切にしてこそだと思うので、ちゃんと自分たちもつながりを耕していき続けたいですね。

急な企画でしたが、よければまた開催してみたいと思います。

自分の身の回りに注視しないといけない日々ですが、廃棄などに悩む生産者さんを助けようという活動は多く見受けられ、エシカルに近しい物の買い方が広まっているようにも思えます。

一方で国内に目が行きがちで、海外の工場で働く人たちなどへの思いやりは持ちにくくなっているかも、というお話しもシェアされました。

4月24日も残り少ないですが、ぜひ身につけている服に目を向けてみて、世界中のどこかにいる沢山の誰かがその服の原材料を作り、縫製し、運搬し、販売し・・・、そして今は自分が着ているのだということと、やがて着なくなったら誰かに渡っていくのだということに、想いを馳せてみましょう。

2021年のファッションレボリューションデーを、世界中のファッションに関わる人たちと一緒によりポジティブに迎えられますように。

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自分の1番好きなブランドの洋服やアイテムを身につけた写真に#Thanksformakingmyclothes
#素敵な洋服をありがとう
#whomademyclothes
の3つハッシュタグとその洋服のブランドのアカウント
 @fashion revolutionjapan
の2つのアカウントのタグ付けをして投稿してください。

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