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時間割のススメ

時間割と聞いたら、
小学校、中学校、高校の時、
授業が始まる時間、
終わる時間、
休憩の時間、
昼休みの時間、
給食の時間、
そんなことを思い浮かべるだろう。

子供っぽくてあまり社会に出ては使わないような言葉である。
社会にでれば、タスクやスケジュールなどで表現することが多いかもしれない。
ただ、1日の流れとやるべきことを網羅するのには、かなり有効だと思うのは時間割だ。

最近僕は時間割を使い、いろんな事柄を処理して時間を有効活用できている。
この時間割と言う言葉に出会ったのは本だ。
ある本に時間割のススメが書いてあった。
それに則り、僕は時間割を使っている。

僕がやってるやり方は以下だ。
仕事帰りの電車の中。
→今日やり残したこと。
→やらなければならないこと。
→やったらより良くなりそうなこと。
それをとにかく箇条書きする。
※僕はGoogleのドキュメントを使っている。
これで1日の時間割の項目書きは完了だ。

次に、翌日の朝。
通勤電車の中で、昨日記入したやることリストを、時間ごとに割り当てていく。
ある程度の時間帯で分けていく。
ここがまさに時間割だ。
僕の例だと、
①朝就業時間前の時間。
 1人で集中したいもの
②朝礼。
 なにを話すかあらかじめ決めておく
③始業後9時から10時半
 顧客に対しての対応など
④11時から12時30分
 資料作成など考えること
⑤お昼
 ご飯食べて、18分の昼寝
⑥13時30分から15時
 体を動かす仕事、話す仕事
⑦15時30分から17時
 予備
だいたいこんな感じだ。
ここでのポイントは、あまり詰め込みすぎないことと、1時間半位で刻んでいくことだ。
本に書いてあったので、僕もそれにならって行っている。
タスクが終了して次の時間割まで時間がある時は、休憩する。

時間割を作成するときに、もう一つのポイントがあまり抽象的に書かないことだ。
これは時間割と言うよりタスク作成において言えることだ。

例えば顧客に見積もりを提出するというタスクがあったとしよう。
その場合、
 見積書を作る。
 上司に確認をしてもらう。
 送付する。
 顧客に連絡を入れる。

こういった具合に1つの抽象的なタスクを小分けにすると途中で仕事ができなくなったとしても、やったことが明確で後戻りしやすい。
さらに、細かく分けることでなかなか終わらないもどかしさを感じることなく、
「できた」達成感を何回も味わえる。
この達成感には、大きいも小さいもないらしい。
また、人間はできたを繰り返して達成感を味わうと、もっともっととエンジンがかかっていくそうだ。
これを利用しない手はない。
なので始業前一番に行うことは、
すぐにできて、考えなくてもいいことにしている。

準備運動のようなもんだな。
例えば、
 机を拭く
 ゴミ箱のゴミを捨てる などだ。
こんなどうでもいいことでも、終えたら横棒引いていくことによってエンジンがかかる。
これはすごく実感している。

その時におすすめなのが、リストは紙にして印刷し、マジックを使うことだ。
紙にすることで、処理したものが横棒を引いてある状態で残るので何を行ったが明確だ。
また、マジックを使い横棒を引くことで、
はっきりと線が見えるので、これも何を行ったかが明確になる。

朝印刷した、今日の時間割がどんどんどんどん消えていく。
最終的に夕方帰る前に真っ黒になっていれば、今日とてつもない仕事をこなしたと言う達成感を持てる。
そして、明日のために時間割作成のリストを作ろうと言うやる気が湧いて帰りの電車で集中して1日を終えることができる。
そんな具合で僕はこれを1ヵ月ぐらい続けているが、仕事のスピードが格段に上がった。
帰りが早くなった。
あれもやらなきゃこれもやらなきゃという、焦りが少し減った。

頭がスッキリする。
優先順位を決めやすい。
漏れを減らせる。
達成感を味わえる。
自分に指示されるので、すぐやるようになる。

こんなところが時間割の良さだと思う。

3日坊主の僕でも続いている。
今後も続けようとおもう。


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