デザインのフィードバックで、「フッターが全体のデザインを支えきれていない」という旨のものをいただいた。

フッターがデザインを支えるってなんだ？？

そんな疑問から私はこの休日をフッターの研究に充てる事にした。

その中で私が気づいたフッターの役割は以下の4つだ。

①ページの回遊率を高める
ページ全体のナビゲーションや、トップに戻るボタンなどを配置して、ユーザーが自由にサイト内を閲覧できるようにする。

②サイトの補足
デザインや情報量の都合で、ページ内やヘッダーには載せきれない情報を補足することができる。例えばプライバシーポリシーやサイトポリシーなどのリンクがこれに当たる。

③CTAの配置
どのページでも最下部に来るのがフッターであり、そこにCTAを配置することでユーザーにして欲しいアクションへと誘導することができる。コンテンツ内にCTAの枠を設けなくても良いのも利点だ。

④サイト全体のデザインを引き締める
多くのフッターが濃い色や黒に近い色を採用していた。これによりサイト全体の重心が下にいき、安定感のあるデザインになっている。逆にふわっとした雰囲気のサイトでは、背景が無く線で区切られているだけのケースも見られた。だが、このパターンはデザインのバランスを取るのが難しいように感じた。散らばった締まりのない印象になりかねないし、絶妙な余白の使い方やあしらいの入れ方が大事になってくる。

今回私のデザインが抱える課題は④だったわけだが、フッターの役割を意識してデザインを見るだけでも、かなり学びがあった。まだまだ気づけていない事が山ほどあるはずだ。引き続き学び続けていきたい。