見出し画像

#29. インド旅行記:ハンピ(Hampi) 前編

4連休を利用し1泊4日で友人と行ってきた。ハンピ。ハンピは、荒涼とした巨石群に溶け込む中、穏やかな空気感が心地よく漂う静かな村である。感想としては、

めっちゃ最高で絶対もう1回行きたい

という感じである。「あ~インドの良い所だな、好きな所だな」も「本当ふざけんなお前...」も詰まりに詰まった旅行だった。こういうの大好きだ。では、書いてくよ。

<1日目~2日目>

まず、ハンピの場所はここ。

画像1

行き方は大体3通りで、何れもBengaluruを基点とし①寝台列車②寝台バス③車をチャーターしての移動が基本だが、今回は往路に寝台列車、復路に寝台バスを利用することにした。インドに来てからまだどちらも乗ったことがなかったので、やはりそこは経験しときたい。

自分は在Delhiなので先ずはDelhiからBengaluruへ移動する。約3hのフライト。予定通り1200頃到着し昼食をとる為市内へ向かう。移動時間は空港から約1h。余談だが、今回の旅行は当日の10日前までに移動手段や日時の確認をしたのみで、それ以外友人とは何も決めておらず特にやりとりも無かった。普通多分「どこどこに行こう」とか、そうでなくとも前日辺りに「明日からよろしく!」的なやりとりがあるのかもしれないが、それが一切なく当日空港に入場する際の列に並んでいる時に「おー!」的な感じで会った。2人して「マジで全然何も決めてないね」と緩い感じで笑う。こういう友人がいる(できた)のは結構嬉しい。かっちりプラン固める旅行も好きだけどね。まぁどちらも"誰と行くか"が大切なのだろう。

さて、話を戻そう。
市内に入りお目当てのステーキハウス「Portland Grill & Cafe」でランチを食べる。ここは在インド日本人には有名なステーキハウスの1つ。実際にはBengaluru以外でも、それこそDelhiでもステーキは食べられるけど、ステーキハウスと謳っている店は(恐らく)無い。大体「テンダーロイン」と表記されているメニューが1つあるくらい。総じて牛肉を食べることへのハードルは依然高いとは思う。(諸々ひっくるめた"不便さ"という意味で)。そうした中ここBengaluruには多くのステーキショップがあり日本人の利用者も多い。

画像2

画像3

画像4

画像5

CHATEAUBRIAND 300gmsを堪能しPortlandを後にしたのが1430頃。寝台列車の出発時間は2150なので大分空きがある。さて何をしようかということで、まずは近くの湖を散歩しカフェでコーヒーでも飲むことに。汗をかき、銭湯(日系の会社が運営しているホテルが近くにある)にでも行って夕飯を食べ列車に乗ろうという流れ。んー、最高かよ。ということで、1h程歩きコーヒーを飲んだ後銭湯があるホテルへ。が、コロナの影響を考慮し現在は宿泊者のみ利用可能とのこと。ぐっっっ...初っ端出鼻をくじかれるも、そのような指針なのであれば仕方ない。とはいえやはり汗を流したい。考えた結果、近場で安ホテルを探しそこで1泊(できればショートステイ)を押さえシャワーを利用しようと決めた。探せばね、そら1泊700ルピー(約1,050円)くらいのとこもあったけれど、お湯が出なかったりしたら意味が無いので設備を重視し3,500ルピー(約5,250円)くらいのホテルにした。結果は大正解。ストレスフリーでリフレッシュすることができた。その後は近所の日本食屋で夕食をとり駅へ向かった。

画像6

ホテル近くでリキシャに乗り30分程でKrantivira Sangolli Rayanna Railway stationへ到着。「Majestic(地域名)のStationだ」と言ってリキシャの運転手には通じた。待合場所はこじんまりとしていたが、ゴミが全然落ちてなく綺麗だなという印象。そこで30分程時間を潰しホームへ。なんとなんとオンタイムでの電車到着。2150発のHampi Expressへ乗り出発。

画像7

画像8

ホームと列車内の様子はこんな感じ。これは1AというAC付きの最上位クラスシート。9時間の移動で一人約2,000ルピー(約3,000円)。トイレも綺麗(錯覚)で全く問題無し。普段は毛布も配られるようだがコロナの影響で停止中。インド人家族と相部屋だった。

画像9

画像10

出発してから1h程でインド人家族が大いびき。。「うわ、これ寝れるかな...」と思ったが全く問題無く眠れた。

電車はまたまたオンタイムで翌朝0700にHospet stationへ到着。ここからバス/リキシャ/タクシーでHampiへ向かうのだが、今回は少し歩きリキシャを利用。そして30分程でついにHampiへ到着!

どんな旅になるかな。中編へ続く。

End.




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?