AI EHARA | 運動を科学するヒト

School of Movement®️ で様々な運動関連職種の指導者に対して身体運動の科学を教えています。 理学療法士、修士(東京大学大学院総合文化研究科身体運動科学、学位<学術(バイオメカニクス)>))。https://text.themedia.jp/

粗大運動発達をバイオメカニクスで見る、こともできる

1歳になるまでの子どもの発達は、床面での動きから床面の移動、そして立位へと、三次元的な変化を遂げる。空間の位置とその支えかたはバイオメカニクス的な理解にぴったりだ、と思う。

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子育て中、自分の誕生日に何をしたいか

子育てをはじめて3ヶ月半で大学院に戻り、途中夜泣きで休学し、産後1年で復職してフルタイムに戻り、子どもが2歳半になったころわたしの誕生日が来て、その頃にどこかのお母さんのこんなセリフを、何かで読んだ。

『わたし自分の誕生日は、子どもたちと一緒に過ごしたい。有給とってたっぷり子どもたちと。』

衝撃的だった。
そのときのわたしには、誕生日は自分の時間がほしい、仕事を思う存分やりたい、大学院に戻りた

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予測的姿勢制御の話

わたしたちは、日々、物を持ったり歩き出したり、その中でさらに動作をしたり、ただ単純に目の前のものに手を伸ばすだけでも、動くためのバランスをどこかで取ろうと努力している。

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効率よく歩くということはどういうことか

効率よく歩く、ということを考えるとき「効率」が何を指しているのかはとても重要なテーマです。歩く、ことの目的は「移動する」ということなので、効率よく移動する、と考えてもいいでしょう。

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安心安全な場所でありたい

https://diamond.jp/articles/-/206677?page=4

幡野さんの記事を読んだ。

文中に「親子の縁を切る」はせいぜい親からしか言えない言葉だった、というのがあるけれど、わたしはどちらかというと、親はそれを言ってはいけなくて子どもこそそれを言っていいのではないか、と思っていることに気が付いた。どっちも、なんか違う気もするんだけど。

安心安全な場所、であることを大

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歩行の筋活動は「洗練」されていく

ここまでいくつかの投稿で、歩行の際にどのタイミングでどの関節が働いて歩行が成立するかを見てきました。(以下参照ください)

「位置エネルギーで歩く機械」
「歩行の着地を制御する」
「歩行のときに大事なのは「その前」と「その後」」

この、歩行の際の効率の良い身体の使い方、というのは、生来生まれ持ったもの、というわけではありません。下のグラフを見てみましょう。

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