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クリニックスタッフにこうなって欲しい!②【実績貯金を!】

今日のサマリ

クリニック受付スタッフの皆さん、以下のサービス(無料)

に是非ご自身のGMAILアカウント作って登録してください、ということです。

先日の投稿で

スタッフには


・3年後の作文をすることで未来を意識してほしい
・給料のために楽な方に流れてほしくない
・逃げれる自由を獲得してほしい

などなどと書かせていただきました。

スタッフは転職前提で考えている

もちろん、素晴らしいスタッフには長くいてほしいとは思います。しかし、人間の特性として、長くいれば
・その人がルールブックになる
・周りの新人さんが長くいるスタッフに遠慮する
・そして、長くいるスタッフは仕事を流せるようになる
・長くいるスタッフは当院に最適化したスキルのみに長けてくる

長くいるスタッフが当院に最適化したスキルのみに長けてくるのは悪くないじゃないか?と思われるかもしれません。

しかし、当院の特性ですが手術も行っていない前眼部の専門が得意な眼科医という非常にニッチで小さなクリニックなわけです。そういったクリニックに長期間いることでその人の本当の能力を高めることが難しいと考えるからです。

大きい病院の先生は2年毎に変わるので嫌だと患者さんはおっしゃる方もいます。ミクロでいうと患者さんには迷惑がかかっております。しかし、マクロで見ると、いろんな職場に移動することでいろんなスキルを付けることができるようになり、日本の医療レベルの全体的な向上には寄与していると思うのです。

転職は容易か?


眼科に関してはどこでも検査員も受付もなかなか求人広告を出しても、応募が無いという状況です。ですので応募があればすごく嬉しいのですが、だからといってすぐにその人を雇うことはできないのです。これは先生によって基準が大きく異なります

・履歴書で採用
これは経歴や年齢や写真なども含めて総合的に判断。ここで大切なことは、履歴書を送るタイプでは次の面接のステップに行くかどうかは、院長や事務長の判断次第になるのです。

最近の流れで求人広告に年齢や容姿についての項目を入れることが難しくなっておりますので、そういったことは気にしませんよというスタンスの院長先生でも、やはり履歴書のそういった条件も見られていると思ったほうが良いでしょう。

そこで、特に資格職ではない受付スタッフさんなどは自分のアピールするものを提示する必要があるのです。それは単に有名なXXクリニックで働いていたという冠(ブランド)に関するものではありません。もっと、実質的にご自身が何をしてきたかということです。

・リファーラル採用
これは先生同士の信頼関係で、「A先生のところにいらっしゃったXさんが応募してきたのですがどんな働きぶりでした?」「XさんはSSとかTTとかの仕事を本当によくなさっていて本当に助かってました。そうですか先生のところに行かれるんですか?当院としては残念ですが良い方ですよ、Xさんは」というようなXさんの知らないところで情報のやりとりがなされているのです。そうなったときに履歴書と同じで、実質的に何をしてきたかということが大切なのです。


・スキルで採用
これも多くの先生が重視している面だと思います。しかし、たまたま前のクリニック5年いて完璧になったかもしれませんがそれ以外の成長欲求などがない人だと、新しい分野の習得が難しいかもしれません。

・マインドで採用
もちろん気持ちだけがから回るする事もありますが、やはり前向きな人であることが大切だなと思っております。当然、仕事場を変わるわけですから、当院の仕事を完璧にできるわけがないんです。そういった際に大切なのは知らないことや、これまでやったこと無いことに対して習得に対する強い気持ちがあることです。

当院では採用前に体験勤務を


履歴書は最低限の経歴を見るためで年齢も容姿もみません。 以前、「僕はスタッフを採用する際に容姿は全く気にしない」とスタッフに言って「なんだか複雑な気分です」とスタッフに言われたことがあります。そして以前に書いた記事ですが

<職場の雰囲気お試ししたい> 求人で先生方が用いている代表例を先日お示ししました。 逆の立場としてORTさんがどう感じているかというと、食事会で「結婚相手を探しているから二人で食事会に行こう」といった感じのものかと思うんです。つまり予想...

Posted by Ophshare on Friday, October 4, 2019

院長だけでなくスタッフにも選ぶ権利は有るのです。

履歴書と一回の面接だけでOK出すほど、人材採用に対して楽観的にはなれません。やはり、スキルやマインドや現スタッフとの相性なども大切ですので。そうなった際に面談だけではだめです、作れますから。

それと見学だけではスキルやマインドがわかりませんので体験勤務で実際に少し手を動かしてもらいます。

そしてそこでスキルがすごくて患者さん対応も素晴らしくても、やはり、現スタッフとスタンスや会話が全く合わないというのは小さいクリニックでは採用しにくい現実があります。

そういった理由で、当院では半日勤務と昼休みを一緒に過ごしてもらってスタッフの意見を聞きます。そこでようやく採用になります。

しかし、採用される側が合わないという辞退も有りえます。これは体験勤務したからこそ辞退されたので、もちろん残念です。しかし、履歴書と一回だけの面接で決めてお互いのミスマッチをストレスに想いながら過ごす方が不健全なので早めにわかってよかったですねと思うようにしていますし、お相手の方にも伝えます。

応募側も定型の履歴書以外でアピールできる実績を見せてほしい


・履歴書
・体験勤務でスキルと仕事に対するスタンス
・現スタッフとの相性

などを見せていただいているのですが、もっと自分のアピールをしてくれて、「ホーっ!」というものがほしいのです。

自分の業績を蓄積したものを見たい


単に
「2018年から2022年まで 有名はYY眼科で勤務」と書いてあっても実際、具体的に何をしてきたのか?できれば与えられた仕事以外に自分らしさを反映した履歴がほしいのです。

皆さん、1週間前の昼食何食べたか覚えています?多くの方は覚えていないはずです。同じようにこれまで数年間前の勤務先でしてきたことを急に履歴書に書くのは難しいのです。
そこで、クリニックにご勤務のスタッフさんの場合では日々の工夫やTODOを蓄積してほしいのです。このサービスは無料です。そして自分の業績をまとめてPDFにする機能もありますので


このサービスへの想い



今日はここまで


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参考リンクまとめ

新しい疑義照会WEBアプリの概要

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