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慣れる作業から逃げない

どんなに勉強しても実践で使えないと意味がない。

これは誰もが知っていることだと思います。
スポーツなんて顕著で、どんなに勉強したことでも、素晴らしい技術や知見を得たとしても、それを実際に試合や大会で活かせないと意味がありません。

だからこそ練習をするのであり、その練習量が試合に直結したりします。
これはビジネスでも同じですよね。

本日はそんなお話をしたいと思います。

・スティーブ・ジョブズが天才な理由

私含めApple製品が好きな人は総じてスティーブ・ジョブズも好きです。だいぶ偏見ですが間違いないと思います。

それはさておき、なぜスティーブ・ジョブズが好きなのかと言うと、やはり有名なスピーチだったり、iPhoneやiPodのプレゼンの内容に心踊らされたからと言うのもあります。

そんな有名なスピーチやプレゼンに天才と呼ばれていたスティーブ・ジョブズが何回練習していたかをご存知でしょうか。

明確に何時間とは記載されていませんでしたが、何週間も前から準備を始めるようで、私の読んだ本には数百時間の準備をしていたと記載されていました。
しかも驚くことに、この数百時間の準備はたった5分間のデモの為の準備期間というから私は発狂してしました。

更にリハーサルには丸二日間かけ、本番前日には本番と全く同じリハーサルを二、三回行うようです。

スティーブ・ジョブズはプレゼンを簡単そうに見せてくれていましたが、裏では圧倒的な練習が隠れていて、ジョブズ曰く「体が覚えてしまうぐらい練習することが重要だ」と。

ジョブズが天才と言われていた理由が分かる気がしますよね。
練習なんてした方が良い。なんて誰でも知っていますが言うのは簡単で、実際に行動に移せるかが問題になってきます。

慣れるぐらい練習をする。
普段の作業も実は同じで、気づいていないだけで慣れる作業を私たちはしていると思います。
それを"業務"として行なっているか、大事な場面だと思って意識して練習をしているかは全くの別物になります。

・ビジネスは常に本番

スポーツで言う試合や大会が本番だと仮定すると、ビジネスの場面ではいつが本番になるでしょうか。

そう考えると、仕事には練習などなくて常に本番だということが分かります。
会社によっては研修期間とか、新卒はもしかすると練習の場かもしれませんが、給料が発生している時点で基本的には本番ということになります。

その中でも大事な場面、それこそまさにプレゼンなどは本番の本番とでも言えますでしょうか。

その本番の本番に対して、どれだけ練習をできているか。慣れる作業から逃げていないか。ここが今回の本題になります。

ビジネスにおいて、慣れる作業。練習というのは正直退屈に思えるかもしれません。それはそうで、なぜなら基本的には本番でしか動いていないからです。

ですが、スティーブ・ジョブズを参考にすると、自ら練習の場を設けていることが分かります。要は意識的に練習をしているということです。

試合しかない毎日に、練習をする機会を自分から設ける。正直なかなか難しいことだと思います。
でもこの慣れる作業こそが成長につながったりもすると思いますし、あなたをステップアップさせてくれる一つの要因だとも思います。

日々の仕事において、重要な場面ではもちろん、重要じゃない場面でも練習の場を設けて慣れる作業から逃げない。
とっても重要なことだと思います。

新しいことへの苦手意識は誰しもあると思います。
でも慣れてしまうと、なんであんなに苦手意識があったのかなと思う瞬間があります。
だからこそ、何度も練習して何度も失敗をして、慣れる作業自体を自発的に起こすことは結構重要になってくると思います。

またその反面、いま自分が慣れていると思っている作業もまだまだ上があると思っておくと良いと思います。
「体が覚えるぐらいに」なんてものすごい難しいことですが、これを目指すと他とは一線を画す存在になれるかもしれません。

言ってしまうと、明日の業務だって練習をしようと思えばできるわけです。
仕事にも練習の場を設ける。実は重要なことなんだと思います。

拙い言葉なのに長々と読んでいただきありがとうございます。
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もちろん私の大好物スキもお待ちしております。
ではまた月曜日にお会いしましょう。

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