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「殺すノートの価値」~DEATH NOTE~

はじめまして。タレスクラスのダークサイド「ころり」です。


この事を書くことに少々ためらいがありましたが世の中には理不尽や冷酷やキレイごとではおさまらない事もたくさんあって実際、わたし自身が、前向きに!良いことを考えよう!といくら頭で考えても心がそうならない。ことで困ったことが起きました。

頭で考えても心がそうならない。には理由があって
「感情を処理する脳領域」と「記憶を処理する脳領域」の違いがあるからです。そして人間の脳は原始的な「感情を処理する脳領域」にあらがえないときがある。ということなのです。このことで私自身、本当に苦しかったし「自ら命を終わらせることの何が悪いのか?」をいちばん自問自答した時期でもありました。

▶日常生活でおきたこと
▶本気でリアルに書いた「DEATH NOTE」
▶実際書いてみた効果
▶そして今

▶日常生活でおきたこと

精神的な苦痛、これは人それぞれに様々なので割愛しますが「許せない。」という気持ちが日常的に多くなったある日。
ずっと忘れていた幼少の記憶と感情がよみがえって「殺さなきゃ殺される」という感情に毎夜とらわれるようになりました。
実際にそんな恐怖の現実は無いのでしょうが、私の子供の頃の記憶が楽しい思い出より、悲しい思い出が多いからです。
昼間は職場で夜は家族に対して「許せない」気持ちの塊の人となり、部屋で物音がすると「また怒鳴り込んでくる」「殴りにくるかも」という気持ちになって休まることなど出来なかったのです。

▶本気でリアルに書いた「DEATH NOTE」

メモの魔力で「事実・抽象化・転用」の知恵を授けてもらい、革新的なアイデアや解決力で物事を進めるほど「何でこんな奴らの為に?」とひっそり居座るダークサイドの私が顔を出し「殺したくなるほど許せない」気持ちに侵されることが続いた日、ふと見た「DEATH NOTE」を書くことにしました。

黒い表紙のノートにリアルに書きました。名前、その理由、その方法。その日。その効果まで。書き終えて人数を数えてみたら
「こんな大人数。これなら自分が消えた方が早い」と思ったのです。

▶実際に書いてみた効果

嫌なことって考えたくもないのに実際は長い間、多くの時間を支配されていました。ノートを書いてから半年ほどたって「許せない。」という気持ちが薄れていき、夜も思い出す事が減って心穏やかになりました。
よい効果に転じたのはだぶん「許せない理由」をしっかり書いたこと。にあると思っています。

感情だけが渦巻いていた時と違って、理由を書いたことによって
「感情を処理する脳領域」から「記憶を処理する脳領域」へ許せないことが移っていき「○○です。○○でした。」に変わったからだと思います。
感情の理由を解決するのは簡単ではないし、解決できないこともある。ただ事実を書いた。それだけで変わったのです。
「殺したくなるほど許せない」の本当の理由は「困っている人の身になってほしい」「嘘や誤魔化しで時間を奪うのはやめてほしい」「傷をつけ痛めることをやめてほしい」という悲しみの悲鳴だったのです。

▶そして今

「DEATH NOTE」から「○○です。ノート」になったおかげで今、私は
「自ら生を終わらせてしまう前に出来ること」を全力で届けたい。と思うようになりました。嫌な記憶・許せないこと・自分自身の醜いところの事実をそのまま受け止めると変わっていくこともある。ということを知ってほしいです。

ネットの情報・知恵・娯楽は正直言って「若年者ありき」

高齢者、障害者、生きにくさを持っている本当に必要な人には、まだまだ届かない。活きれる場所があることを伝えたい。届けたい。届く仕組みを作りたいと本気で考えています。




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