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悩みながらも【生きる】ためのブログ:【1】「出逢い」で人生は良くも悪くも変わり続ける

初めに

初めてのブログを本格的に書き出すにあたり、今日一日、ずっと私の人生のテーマはなんなんだろう、どう変わってきたんだろうと考えていました。
その結果、浮かんできたキーワードが「出逢い」です。
「出逢い」は必ずしも「人」との出逢いだけではありません。それが「出来事・事件」「本」「音楽・歌」なども含みます。
ただし、私はそれを「良い方向へ」「悪い方向へ」「良い方向から悪い方向へ」「悪い方向から良い方向うへ」と変化を与えるものであると思いました。

いずれにしても「出逢い」という事実が「いずれかの方向へ変化を与える」ことになる。
この後、私が書いていくストーリーは全てこのパターンになるのではないかと思っています。

私の夢がどのように変わっていったか(夢の変遷)

あなたはどのような夢を持っていますか。
「会社員」「公務員」「看護師」「エンジニア」「保育士」・・・
(第一生命保険株式会社 大人になったらなりたいものベスト10を参考)

私の夢・・・どのように変わっていったのか、その変遷をお話ししてみます。
7つあります。

「バキュームカーのおじさん」
「電車の運転師」
「教師」
「パイロット」
「新聞記者」
「会社員(生命保険会社志望)」
「コンサルタント(特に営業や人材開発系)」

です。

まあ、よくある変わり方ですよね。
その理由となる「出逢い」もなんとなく
想像できるのではないでしょうか。

ただ、
多分興味深いのは、初めの
「バキュームカーのおじさん」
だと思います。

そもそも
「バキュームカー」ってご存知ですか。
「糞尿を書く家庭から汲み取りする車」です

これにもちゃんと「出逢い」があります。
バキュームカーのおじさんに憧れたのは
幼稚園の頃です。

私は田舎で育ちましたので
お風呂は「五右衛門風呂」
おトイレは「ポッチョン便所」
でした。
今では懐かしい響きです。

この「ポッチョン便所」は
糞尿をトイレの下に溜めているため
月に1回
バキュームカーが回収というか
汲み取りにくるのです。

私の親は父の会社を母も手伝っていたので
この糞尿の回収じの対応は
幼稚園児の私の役目でした。

役割は2つあり
市の発行する回収券が足りているかの確認と
糞尿を回収するときにバケツ1杯の水を
ポッチョン便所に流し込むこと
でした。

ですから回収日には
自宅待機なのです。

そして
バキュームカーがやってくると
私の緊張が走ります。

「ちゃんと、水を流し込まなきゃ」

幼稚園の子がですよ。

さあ、我が家の回収の番です
回収するための外の蓋が開かれます。

便所の下の糞尿が溜まっているところに
光が差し込みます。

そこにするすると回収するホースが入ってきて
糞尿を吸い込むのです。

どんどんきれいに、そして空になっていきます。

ある程度吸い取ったところで
おじさんが外から声をかけてきます。

「水を流してください」

私はバケツ一杯の水を
流し込むのです。

そうすると
汲み取りし損ねた糞尿が
浮き上がり
よりきれいに回収されるのです。

なんともスッキリする瞬間でした。

そして回収が終わると
おじさんは
外に置いてあった市の回収券をもぎり
外の蓋を閉めて
トイレの下は
真っ暗になるのです。

親父の仕事を除けば
多分身近で感じる唯一のお仕事だったと思います。

だからかな。

私が初めになりたかった職業は
「バキュームカー」のおじさんです。

私に与えられた家庭の中での役割
そしてこの仕事との「出逢い」
ポジティブな夢でした。

きっかけはやはり「出逢い」なんです。

追伸

バキュームカーのおじさんは
水を流しこむ私のことを
幼稚園児だとは気づかなかったと思います。


お読みくださってありがとうございます。
そして、同じ経験をなさった方は
一言でいいので
コメントをいただけると嬉しいです。
そんな方いないと私は思っているので。
万が一おられましたら
お互いフォローし合いましょう。
「うん」のつなぐ仲ですもんね。
でもこのような夢を持った人
私以外いるのかな。

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