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今流行りのFIREについての考察


「考察」なんて固い言葉を使ったのはいつぶりでしょうか・・・

と、そんなことはさておき、
ここ1、2年間で目にしたり、
耳にしたりする機会が増えてきたFIRE


FIRE
Financial Independence, Retire Early
経済的自立をし、
早期リタイアすること

あなたもなんとなく、
聞いたことがあったり、
憧れたりするのではないでしょうか?

私も、なんとなく雰囲気で憧れていましたが、
この本を読んで、

経済的に自立をして、
いつでも会社を辞めて食べていけるようにはしたいけど、リタイアはせんでええかな。

という意見に至りました。
なぜなら、FIREのデメリットが
全く見えていなかったので。

ついでにいうと、
20万時間もずっと暇なのは嫌だと思ったので。

この記事では、
書籍を読んで勉強になった、
FIREのデメリットと、
FIREのためのステップをご紹介します。


参考にした書籍はこちら。

ちなみに、本書によれば、
普通の会社員(年収600万くらい)であれば、
プチFIRE(55歳の引退)が現実的だそうです。



知らなかった!FIREのデメリット

・退職金が減る可能性がある

・住民税、健康保険料の支払いが始まる

・早くリタイアすればするほど、
 国民年金保険料を長く払う必要がある

・思った以上に長生きするかもしれないリスク

・普通のリタイアでも自由時間は11万時間。
 FIREをすればその倍に。

ざっとこんな感じでしょうか。
デメリットというほど、
大きなデメリットではありませんが、
地味に痛いものもありますよね。

当たり前ですが、
仕事を早く辞めれば辞めるほど退職金が減り
さらにそれまで会社が代わりに行っていた、
住民税や健康保険の支払いが始まります

とはいえ、終身雇用でもない昨今、
退職金を当てにする人も少ないと思いますが、
一応、もらえる分が減ることは
念頭に置いておいて損はないでしょう。


さらに、FIREをすれば、
厚生年金の支払いは終わりますが、
国民年金の支払いは続きます。

こちらも、会社員であれば、
会社がやってくれていたもので、
手間と、なんとなくお金が減っていく感
感じられると思います。


あとは、嬉しいデメリットですが、
時間が無茶苦茶増えますよね

毎日が週末です。
私なんて、根が暇人なので、
ヒャッホーやったぜ!と思う反面、
さすがに毎日は暇やな・・・
とも思います。

長生きすればするほど、
暇な時間は増えていきますので、
その時に何をしたいか
考えておいて損はないでしょう。

ボランティアもよし、
旅へ出るもよしです。

ちなみに、わたし個人的には、
お金を気にしないでいい状況でも、
働きたいな
、と思っています。

理由は、
原田ひ香さんの『三千円の使いかた』に
登場した70代のおばあちゃんが、
働いているのを読んで、

社会とつながって、
生きがいを感じる感じがなんかいいな・・・

と思ったから。

ここで登場したおばあちゃんが
働いたきっかけは、
「もう少しお金が欲しいから」で、
少し状況は違うかもしれませんが、

生きがい」を持つことは
素晴らしいことだと思いました。




FIREへの5ステップ

では早速ご紹介します。

①FIREしたい年齢を決める

②FIREするための必要金額を見積もる

③目標に向け、稼ぎを増やし、節約し、運用する

④定期的に、FIREへの計画修正を行う

⑤十分な金額を確保できたことを確認し、FIRE。

この流れ・・・
どこかでみたこと、ありませんか?

そうです。
ライフプランニングの時に、
この流れで計算しますよね。

将来に向けて、どのくらい費用がかかり、
どのくらい貯蓄が必要で・・・
という感じです。

そのライフプランニングに、
早期リタイアしたい年齢を盛り込み、
その年齢分、
暮らせるお金を確保するだけ
なんです。

確保するだけだなんて、簡単に・・・
と思いましたよね?

そうなんです。
それが難しいんです。

そのため、山崎さんの書籍で
現実的に紹介されているのが、
55歳に引退するプチFIREなんですよね。

プチFIREであれば、老後の2000万に
プラス2000万で実現できます。

しかも、先程のデメリットで挙げた、
年金を払う期間や、ローンの期間も少なく、

さらに、
55歳まで働くことで、それより早く引退した場合よりは公的年金を多くもらえます。


そして、ここまで読んでくださった
勘の良いあなたなら
もうお分かりだと思いますが、

FIREしたかったら、
絶対に年収アップが必要です。
(使うお金を減らす節約も含めて)

そして、上がった年収分、
貯金をして、節約をして、
iDeCoとNISAをフル活用して、
運用をする。

地味ですが、
ガッツリお金を稼げる人以外にとっては、
かなり現実的な方法だと思います。



おまけ:私が月々3万円節約する時に読んだ本

今すぐ実践できる具体的な方法を
知りたい場合は、
こちらの書籍がおすすめです。

私はこの本を読んで、
余計な民間保険やスマホなどの固定費を下げ、
月々3万円の節約に成功しました。

年収UPという言い方で考えるなら、
年収36万アップですね。
(しょ、しょぼいw)

本買うのもったいないわ!
という現実的なあなたは、
リベ大のホームページや
YouTubeでどぞ。

結構わかりやすかったですし、
全部読んだら、
本と同じ内容を網羅できます。


と、いうことで、
FIREに向けて、一緒にがんばりましょう!
ファイヤー!(やってしもた)



\今回読んだ書籍はこちら/

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