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ひとつだけ

離れているときでも
私のこと忘れないでいてほしいの
ねぇお願い

こんばんは、なおです。

写真はいつぞやの沖縄で宿泊したホテルでのものです。


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昨日、久しぶりに7ルールを見ました。
あれ、始まった時は仕事や夢に頑張る成功してる女性に刺激を受けて楽しく見てたけど、しばらくすると心から楽しめなくなった。
色んな人の人生見てたら疲れたというか。
こんなふうに、なにかに打ち込めないと人は輝けないのだろうかと、なんだかくさくさしてしまった。

そんな卑屈な自分は無かったことにしたいから、見なくなった。(おい、そういうとこやで!)


昨日は助産師さんの密着だった。
それはそれはパワフルで慈愛に満ちたお婆さん、素敵だった。
でも、始まったあたりから胸がジリジリ。
出産シーンを見た時には泣きそうに。
出産の感動に泣けてるのか、否、焦燥感だ。
そう気がついてからはもう見ていられず、「お風呂入るね」と彼に告げて席を立った。


命の尊さ。

全力で守りたい存在。

絶対的な母親という役割、職業。

笑顔のお母さんたち。

悶え苦しみながらお産に臨むお母さんたち。

それを喜ぶ家族の姿。


今の生活を捨てられない私。

自分が大切な私。

隣の芝生は青いのか。そうなのか。


上手に言葉にできなかったし、こんな気持ちはなかったことに。そう思って湯船に浸かってぼーっとしてたら、彼が入ってきた。
そしてぎゅっとしてくれた。

珍しく何か察したのだろうか。そうでもないのだろうか。
この人の、察しないスキルは筋金入りだからなあ。

なんて。

どっちでもいいか。

きっとこれからもこの手のテーマに直面して、ひとりで鳩尾をさすさすしなきゃならない。


うん、さあ、うたいましょう!

欲しいものはたくさんあるの
きらめく星屑の指輪
寄せる波で組み立てた椅子
世界中の花集めつくるオーデコロン
けれども今気がついたこと
とっても大切なこと
欲しいものはただひとつだけ
あなたの心の白い扉ひらく鍵


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