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鈍する

昨日、お店からの帰り道、LUUPのキックボードに二人乗りをしている若者がいて。

楽しいからなのか、貧乏なのか、一台しかなかったのか。

分からないけど、想像力に欠けてるなと思ってしまうのです。

ただでさえ不安定な車体に二人で乗るなんてね。

責任を取れない事が起きるかもしれないのになと。

LUUPのサービスもこんな人達が終わらせる気がします。

まあ、それでいいか。

免許無しで乗れるようになった時、僕は嫌いになりました。

サービス業にずっと従事しているからか、人の良心に任せると碌な事が起きないと思っていて。

抑止力がないと想像を超えてくるんです。

レストランのキャンセル問題とかね。

幾つかのお店を予約して、当日の相手によって決めるとか。

お店の事を考えたら、よくそんな事が出来るなと思うけど、罰則が無いと平気で出来てしまう人がいて。

免許が必須だった時は、罰金と減点があるので、これらが抑止力になってたはずなんです。

やはり無くすべきではなかったかと。

『貧すれば鈍する』

たかだか数百円をけちって二人乗りをして。

事故が起きて片方だけが、、、

こんな事が起きた時、何を思うか。

そんな想像を出来ないのが怖いのです。

どうでもいい人と二人乗りをする訳が無いですからね。

大切だと思っている人となら、そんな事は出来ないはずで。

そうか、どうでもいいのか。

数百円をけちってもいい人なのか。

そう思うと、二人乗りも愉快に見えるな。

いや、非常に性格悪い。

というか、LUUPがちゃんと対応すればいいだけなんだ。

ビジネスの拡大と安全のバランスが欠如してると思うんよ。

危ないなー、邪魔だなー、と思う事が増えた今日この頃。

何かが起きないと気付けないのか、起きる前に気付けるか。

この差は大きいと思うのでした。

やはり貧乏は問題だとも。

確実に鈍するので。


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