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あたり前の野菜づくりをスゴイものに変える「コンパクトな農業とは?」

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今回はコンパクト農ライフ塾第7期
第3講座『コンパクト農業~野菜編~』の紹介です。

講師を務めて頂いたのは、”日本一小さい農家”として石川で少量多品目野菜農家を営む 風来 西田栄喜さんです。農的暮らしに興味がある方の中には、西田さんの著書「小さい農業で稼ぐコツ」「農で1200万!」がバイブルという方もいらっしゃるかと思います。

西田栄喜氏

あたり前の野菜づくりをスゴイものに変える「コンパクトな農業とは?」


大量生産して「地元の農協または大型スーパーや遠方の青果市場に卸す」という農業だと、薄利多売の原理で規模拡大にばかり目がいってしまいがちなのが現状です。実際に作物を手塩に掛け育てている農家が、価格の決定権を持たず、その時の天候や全国的な収穫量に収入が大きく左右される今の状況は、これから新規で就農を目指す人にとっては一つ大きな不安材料になってしまいます…

TheCAMPusが推奨している「コンパクト農ライフ」という考え方は、自然と共生しながら「暮らし」と「商い」両方を上手くバランスさせ、小さいリソースで大きな豊かさを手に入れる生き方そのものをさしています。第3講座では、少量多品目の野菜生産で、価格の決定権を自ら持ち、すべて顔の見える顧客へ直接卸し、ブランド化された商品として高く買ってもらう「量より質を重んじる収益性の高い農業の基本」を学んでいきます。

”つくる人”と”たべる人”という一般的な関係性を超えたダイレクトな繋がり

西田さんのお話で印象的だったのが、販売は基本オンラインにもかかわらず「お客さんとの心の距離が近い」ということ。「SNSを通してのお客さんとのコミュニケーションは、最近息抜きや趣味になってきてるんだよね」と笑顔で仰っていました。”つくる人”と”たべる人”という一般的な関係性を超えた人と人のダイレクトな繋がりが、収益性の高いコンパクトな農業を成功する秘訣だと感じました。

風来畑MAP


モノや情報が溢れている世の中だからこそ、人もモノも表面的な部分だけでなく、本質や内側で考えている事が重要視される時代になってきました。健康や環境に対する意識から、食に気を遣う人も増えてきています。もちろん日々の食卓を守るため、既存の食料供給システムは必要不可欠です。既存のシステムと共存する形で、西田さんのような「持続可能な次世代型コンパクト農家」を少しずつ世の中に増やしていく事を同時に進めていくのが大切だとTheCAMPusでは考えています。


次回は、自然果樹栽培の革命家 株式会社グリーングラス代表 道法正徳さんに担当頂いた第4講座「コンパクトな農業 果樹編」の紹介です。植物を垂直にのばす「垂直仕立て」で、一般的に難しいと言われている果樹の自然栽培を次々と成功に導いてきた道法さん。これまでの果樹栽培の常識が覆る目から鱗の知識が詰まった講座のポイントをギュッと凝縮してお伝えするので、気になる方は次回の投稿もチェックしてみてください…!


次期、9月3日開講のコンパクト農ライフ第8期
noteでは講師陣の魅力のほんの一部しかお伝えできていないので、講座についてもっと知りたい!という方は、ぜひ一度無料オンライン説明会へご参加ください。
事前申込みはコチラ☟
https://thecampus-opencampus2108.peatix.com/

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