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コーヒーと音楽 Vol.298 - The Afghan Whigs

The Afghan Whigs - Lost in the Supermarket(The Clash Cover)

早朝に電車に乗りながら、流れる景色を見つめ頭の中で選曲しています。

今日はThe Afghan WhigsLost in the Supermarketをご紹介。

原曲はThe Clashです。

(I'm all lost) I'm all lost in the supermarket
(I'm all lost) I can no longer shop happily
(I'm all lost) I came in here for a special offer
A guaranteed personality

スーパーマーケットで見失う自分

なんのための買い物なのか
特別なものを求めてきたのに
誰からも認められる保証が欲しかっただけなのに

原曲がもちろん素晴らしいのですが、The Afghan Whigsのカヴァーがこれまたすごく良い。深いところで共鳴する音。

この曲は現代社会に生きる中でふとしたときに襲われる虚無感のようなものが歌われています。

特にこの4月から新しい環境で生活をはじめた人には刺さる内容なのではないでしょうか。

道を見出そうとしているのに、道を見失ってしまったような。

ぜひそんな気持ちになる時はこの曲でも聴いてください。

そうに感じるのは自分一人ではない。世界共通で同じように感じている人がいるのです。そうに思えると安心できる部分があるのではないでしょうか。

↓余談ですが、このThe Afghan Whigsのカヴァーのintoを聴いているとどうしてもSUPERCARのYUMEGIWA LAST BOYを思い出してしまいます。

↓以前 The Afghan Whigsについて取り上げた記事。彼らの音楽の重さは絶妙なバランスで心地よいのです。

↓レビューを読むとこのトリビュート・アルバムを酷評している方も多くいます。

しかし、ぼくはこのアルバムすごく好きです。各アーティストがThe Clashの影響を受けながらも、自分たちのスタイルを確立したかわかる点で非常に興味深い内容です。


<今日の誕生日>
4月16日 
ダスティ・スプリングフィールド
(1939 - 1999)この日イギリスで生まれたミュージシャン。

Mike Mitchell(1944 -2021)この日アメリカはオレゴンで生まれたミュージシャン。The Kingsmenのメンバー。



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