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個人事業主なので、コロナ支援の『持続化給付金』(最大100万円)の申請をしてみる。にあたっての記録〔申請&必要書類編〕


先日対象要件を確認しました、新型コロナ感染症の感染拡大の影響から、個人事業主・中小企業を支援する『持続化給付金』。

要件を満たす中小企業に最大200万、個人事業主(フリーランス含む)に最大100万円が支給されるということで、5月1日から申請が開始されました。約2週間で給付が行われるということでしたが、やはり給付に遅れが生じているようですね。

ということで、4月の売上が激減してしまった私も、実際に申請してみた記録を残しておきます。

「持続化給付金」の事務局ホームページを参考にみていきます。

まずは申請に必要な書類を準備します。

必要書類①確定申告書類の控え

申請するには、必要書類(証拠書類)を揃えなければいけません。

私の場合は青色申告なので、2019年度(令和1年分)の

・確定申告書別表一の控え(1枚)
・所得税青色申告決算書の控え(2枚)【任意*1】
少なくとも、確定申告書別表一の控えには収受日付印が押されていること。

が必要となります。

実際のこちら↓↓(提出日つい最近…。)

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決算書は2枚目に月別売上(収入)が記載してあるので、2枚目も用意。

スキャナで読み込みPDFデータで保存しました。

この時にPDFデータの名前をきちんと付けたので、申請の際アップロードするときに勘違いせずに済みました。(漢字がたくさん並ぶと読めなくなる謎の現象)

ちなみに、申告書の控えに『収受日付印』をもらったのは偶然でした。

なんなら今年初めてでした。私は、アナログに郵送で確定申告を提出しているのですが、自分の控えに『収受日付印』をもらうには、返信用封筒を同封するという手間があります。

これまで、特に必要性を感じていなかったのですが、昨年、ちょうど確定申告書類の控えに『収受日付印』が無いことで不便を生じることがありました。

それは、夫が住宅ローンの借り入れをしたときのことです。銀行から、妻の私も、納税証明書の提出を求められ、税務署まで行って発行しました。数年分で2,400円発行に手数料がかかりました。(しかも銀行から今日必要と言われたので当日慌てて行きました。当日の発行はデータ照合に時間がかかり、2時間ぐらいかかりました。)

その際に合わせて、確定申告書の控えのコピーも銀行に提出したのですが、その時に納税証明書まで提出しているのに、『収受日付印』が無いことで、ひと悶着あったのです。

なので、今年からは必ず『収受日付印』を押してもらおうと思っていたのでした。

ちなみに確定申告を郵送で申請するときの控えに『収受日付印』をもらうのは、多少の手間ですが簡単です。

今回、まさに押印のものがあって損はないことをしみじみと感じました。

必要書類②2020年分の対象とする月の売上台帳等

私が経理に使っている『やよいの青色申告オンライン』のサポート情報に記載がありました。

「持続化給付金」の申請に必要な情報 やよいの青色申告 オンライン サポート情報 https://support.yayoi-kk.co.jp/faq_Subcontents.html?page_id=25868

サポート情報に従って[総勘定元帳]から「売上」項目の帳簿データをダウンロードします。

これでOK!

必要書類③申請者名義の口座の通帳の写し

ゆうちょ銀行の通帳の表紙と、通帳を開いた1・2ページ目をスキャナでPDFで取り込んでOK!

このとき、1つのPDFデータに2ページとして入れたのですが、申請でデータをアップロードの際に、表紙(オモテ面)と通帳を開いた1・2ページ目は、それぞれ別のデータでアップロードを求められるので、別にしておいた方がいいです。

必要書類④本人確認書類

運転免許証を、これはスマホで撮った写真。こちらも表と裏の両面が必要ですが、それぞれ別のデータにしておいた方がいいです。jpgならそもそも別か。

どれ、申請しましょ

パソコンで申請しました。

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「申請する」のボタンを押すと、仮登録情報入力画面が開きました。

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記入したメールアドレスに本登録のURLが添付されているので、そこから本当の登録がスタート。

私の嫌いなIDとパスワードの登録画面が出てきます。

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ささっと登録!(メモは忘れずに)

そうすると個人情報の入力画面、売上入力画面などが出てきます。

準備した書類と同じ数字を間違えないように慎重に入れます。

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給付予定額は自動的に計算されて出てきました。

書類を前もって準備していたので、申請のフォーム自体はなにも難しいことはなく進めていくことが出来ました。

一瞬手が止まった箇所といえば、開業日の入力のところでした。開業届の控えが見当たらずヒヤとしましたが、ハッとしてGoogleドライブで検索かけたら出てきました。さすが。

開業届は、私の場合、青色申告に切り替えた際に提出しました。それまで最初の数年の白色申告をしていたときは特に開業届は出していませんでした。(出さなくても仕事は出来る)届け出をした開業日は、自分の誕生日にしていたみたいです。(なるほど過去の自分)

ちなみに、申請の初めにこんなことを誓わなくてはいけません。

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アマビエ様に誓いました。

申請完了

特に複雑なことはなく申請が完了しました。

あとは給付金が振り込まれるのを待つばかりです。

固定経費の支払いに充て、制作費の原資にさせていただきます…!!

なにより、早くコロナが収束しますように。

この状況に関して言いたいことはたくさんあるけれどグッと堪えます。

みんな乗り切りましょう…。


参照:経済産業省HP 持続化給付金

https://www.meti.go.jp/covid-19/jizokuka-kyufukin.html

※自由な国日本なので多種多様な立場の方がおられると思います。私の立場は、自由業のデザイン職の在宅ワーカーで、私の考えとともに記録的にこのnoteを書いております。一介のフリーランスの考えとしてお読みになって、参考にして下さる方向けに書いております。経済産業省のHP及び「持続化給付金」の事務局HP等を参考にしておりますが、私が間違った解釈をしている箇所もあるかもしれませんので、ご自分が申請する際には改めてお調べくださいませ。万が一当noteを読んで申請したのに金額が違った・申請が通らなかったなどが発生した場合でも一切責任は負いません。また、反対や批判のご意見や、政治や政策に関連するコメント、申請に関する質問などにはご返信いたしかねますのでご了承ください。

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