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美容師は恋愛経験が豊富である【恋愛エッセイ】

昨日の夕方、髪を切りに行った。
初めての美容室で久しぶりの社交の場。
そう、一人前の美容師は、はさみを手にしつつ会話で安心させる力があるのだ。
愚痴に適当な相槌を打ち百戦錬磨を思わせる恋バナができないと、美容師は務まらないみたい。

少なくとも、私が会話をする気になれない美容師は美容師の職業に情熱がないに見える。
好きなドラマの主人公は、髪の毛を切れるとだけで目を輝かしどんな人だって似合う髪型を作り出す事ができた。

昨日駅ナカの美容師は男性で、前回の美容師は女性だったが、二人とも恋バナにノッてくれて、楽しいひと時を過ごせた。

私には恋愛相談できる人がいなかったから、(親は気まずい以前の問題。友人は全く参考にならない)新鮮さを感じた。

恋愛相談は占いじゃなくて美容師にしたほうが全然上手くいく気がした。

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