AzusaSuga

旅人◎写真家で紀行家です。パレスチナによくいます。 https://azursuga.…

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旅人◎写真家で紀行家です。パレスチナによくいます。 https://azursuga.com パレスチナアラック→ https://shop.yahabibi.jp  写真集ZINE『SunAraq』著書『聖地パレスチナ一人散歩』

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*ドキュメンタリ撮影日記公開中です。 人生のが5ワットくらい明るくなる予感がする場所。 知らないは恐怖!ではなく、知らないを知る喜びを共有するサークルです。 知らない食文化、知らない服飾文化、新しいアイディアはきっと人生をより明るく彩ります。

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    [Battir]パレスチナ連帯ロングTシャツ

    Tシャツを着ることは、あなたの声を届ける意思表示であり、この社会問題への取り組みをサポートする行動です。 この商品は、ガザのジェノサイドとパレスチナにおける軍事占領に対して訴えかけるメッセージを世界に広めるために企画されました。 *この商品の売り上げの一部(1枚につき1000円)はガザまたは西岸地区支援のために使います。 以下の3つの団体のいずれかに寄付いたします。 売り上げが溜まった時の緊急性に応じて寄付先を選定します。 商品はいらないけど、パレスチナを支援したい!と思ってくださる方は下に私が寄付しているところのURLを記載しています。(他にも国境なき医師団やパレスチナ子どものキャンペーンなども現地の団体と共に活動しています、ご自身の思いと近いところにご寄付されたら良いかと思います) そちらよりどうぞよろしくお願い申し上げます。 購入せず直接寄付された方がそのまま送金されるので一番いいと思っています。 The Freedom Theatre寄付ページ https://thefreedomtheatre.org/donate/ ガザ緊急支援UNRWA https://donate.unrwa.org/gaza/~my-donation ジェニン緊急支援UNRWA  https://donate.unrwa.org/jeninappeal/~my-donation UNRWAドネーションページ https://donate.unrwa.org/-landing-page/en_EN この商品画像はオリジナルプリント.jpで生成したイメージです。実物とは異なる場合がありますのでご注意ください。 納期はオリジナルプリント.jpで生成してからになりますので10日前後とご認識ください。
    5,500円
    Suq_AzusaSuga
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    [Flower]パレスチナ連帯ロングTシャツ

    Tシャツを着ることは、あなたの声を届ける意思表示であり、この社会問題への取り組みをサポートする行動です。 この商品は、ガザのジェノサイドとパレスチナにおける軍事占領に対して訴えかけるメッセージを世界に広めるために企画されました。 *この商品の売り上げの一部(1枚につき1000円)はガザまたは西岸地区支援のために使います。 以下の3つの団体のいずれかに寄付いたします。 売り上げが溜まった時の緊急性に応じて寄付先を選定します。 商品はいらないけど、パレスチナを支援したい!と思ってくださる方は下に私が寄付しているところのURLを記載しています。(他にも国境なき医師団やパレスチナ子どものキャンペーンなども現地の団体と共に活動しています、ご自身の思いと近いところにご寄付されたら良いかと思います) そちらよりどうぞよろしくお願い申し上げます。 購入せず直接寄付された方がそのまま送金されるので一番いいと思っています。 The Freedom Theatre寄付ページ https://thefreedomtheatre.org/donate/ ガザ緊急支援UNRWA https://donate.unrwa.org/gaza/~my-donation ジェニン緊急支援UNRWA  https://donate.unrwa.org/jeninappeal/~my-donation UNRWAドネーションページ https://donate.unrwa.org/-landing-page/en_EN この商品画像はオリジナルプリント.jpで生成したイメージです。実物とは異なる場合がありますのでご注意ください。 納期はオリジナルプリント.jpで生成してからになりますので10日前後とご認識ください。
    5,500円
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マガジン

  • アートと抵抗

    アートと抵抗研究中。メモ

  • ナクバに思うLiftaのこと

    ホロコーストを知っていてもナクバを知らない人が多い。リフタという町に焦点を当ててナクバについて書いています。 みんなに知って欲しいので無料で公開していますが、もし役に立ったと思ってくださる方がいましたらぜひ記事の下にあるサポート機能でドネーションしてください。次回の取材費に使わせて頂きます。

  • #思い出ごはん

    5月2日まで #思い出ごはん 募集中です。 みんなの思い出ごはん食べたいな、聞きたいな。

記事一覧

誰だって死にたくない、誰も死んで欲しくない

 死が身近にある場所だ。誰がいつ殺されても不思議ではない。外から見たら、死に慣れていると思われるだろう。 死に慣れるなんてことはあるもんか  今日も誰かが殺され…

200
AzusaSuga
2日前

わたしの数万円の寄付じゃ何の足しにもならず、世界の声も届かず(届いているが無視されている)こんな惨事を見ることしかできないのか。友達がそこにいるのに。知らない人であってもこんな状況にある人に何の力にもなることができない。

AzusaSuga
4日前
4

詩を紡ぐ、詩を読む #ガザモノローグ

オープンマイクで詩の朗読をしました。  わたしは演者ではなく、写真家である。しかし、時には伝えるために舞台に立たなければならない、あったことをなかったことにしな…

200
AzusaSuga
11日前
3

常にアートは検閲下にある

アーティストが逮捕されたり、展示が中止になったりすることがある。アートは人々に問いを投げかける。 考える波紋を起こす、考えるタネをまく。 権力者は市民が考えない…

AzusaSuga
2週間前
9

希望を捨てるな

心折れそうになる日々。 これだけの人が殺されないと誰も注目しなかった、これだけの人が殺されても注目しない人もいる。 そんな中、ガザの友達がSNSにポストした。 まだ…

AzusaSuga
3週間前
22

あなたにあげたいものがある

あなたにわたしの庭の桜の花を送ります。 ほら、どこかで見たことある気がするでしょ? あなたのお庭にもあるでしょ? そう、アーモンドの花。 パレスチナのアーモンドの…

AzusaSuga
1か月前
14

ある日のこと

 ある年の春の日、ガザでこんなことが起きました。もしかしたら土地の日の少し後だったかもしれない。  ガザ侵攻からもう半年も経ちます。きっと多くの人にとって大した…

200
AzusaSuga
1か月前
4

やらかすと長い

戦争と環境問題、やらかすと長い。 今も原爆症で苦しんでいる人います。今も水俣病で苦しんでいる人います。黒い雨裁判、今も続いています。水俣病裁判、今も続いています…

200
AzusaSuga
1か月前
5

全ては自分のため

 パレスチナのために人権や自由について話しているわけじゃない。それを言っても理解されにくい。  わたしが初めてパレスチナに行った時、此処と関わって生きていきたい…

AzusaSuga
1か月前
14

ボイコット(BDS)と子どもの権利

昨日、子どもと呼ばれる年齢(3歳10ヶ月)の人と接して、思い出した。子どもはわかっているし、理解できるのだ。 年齢は単なる数字だ というような文言はよく年齢の高…

AzusaSuga
1か月前
5

私たちにできることって・・・

今語られる時、10月7日がキーになっています。10月7日以前以後。 よく聞かれます。 「パレスチナに行ってたんですか?いつ頃?」 「前回は2023年の5月から7月に。」 「…

AzusaSuga
1か月前
9

雛祭り

うちには七段飾の雛人形がある。私が生まれたから購入されたものだ。私の記憶に残っているお雛祭りは私が幼稚園児の時に平屋自宅(社宅)で七段の豪華なお雛様を飾って近所…

AzusaSuga
2か月前
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独り言;初めて沖縄に行った時のこと

大学生の時に初めて沖縄に行った。友達と4人であれは夏休みのことだった。当時はゆいレールもまだなくて、空港に着いたらレンタカーでホテルまで向かう、またはそのまま目…

AzusaSuga
2か月前
9

Visit Palestine Project 福岡

東京の高円寺にあるサブストアの店主、アンディーが企画している Visit Palestine Poster展の福岡開催が無事終了しました。 展示の終わる前に虐殺も占領も終わって欲しかっ…

AzusaSuga
2か月前
14

文化の火を灯し続ける

JVCさんのオンラインイベントでパレスチナ音楽のお話をしました。パレスチナ音楽と言っても、いわゆる伝統的なアラブ音楽ではなく、ポップ音楽やロック、ヒップホップなど…

AzusaSuga
3か月前
8

10年前の手紙

 10年前と書いたが、正確には何年前だかわからない。10年前後だと思う。もしかしたらマルタに引っ越しする前かもしれないし、マルタでの仕事を辞めて日本に戻った直後くら…

AzusaSuga
3か月前
5

誰だって死にたくない、誰も死んで欲しくない

 死が身近にある場所だ。誰がいつ殺されても不思議ではない。外から見たら、死に慣れていると思われるだろう。 死に慣れるなんてことはあるもんか  今日も誰かが殺された。このキャンプでは毎日戦車がやってくる。空にはアパッチヘリコプターが旋回している。ドローンが私たちの顔を認識しボタン一つで私たちの生き死にを決めることができる。近所の墓地はあっという間に若い人の体で埋め尽くされた。また次の墓地を作る。    今日も彼女は兄の写真をインスタグラムに投稿する。先月殺された兄を悼んで。

有料
200

わたしの数万円の寄付じゃ何の足しにもならず、世界の声も届かず(届いているが無視されている)こんな惨事を見ることしかできないのか。友達がそこにいるのに。知らない人であってもこんな状況にある人に何の力にもなることができない。

詩を紡ぐ、詩を読む #ガザモノローグ

オープンマイクで詩の朗読をしました。  わたしは演者ではなく、写真家である。しかし、時には伝えるために舞台に立たなければならない、あったことをなかったことにしないために。言葉を紡ぎ、想像力を刺激し、見えない波を起こすこと。違和感に忠実に思考を深める。  自分の自由を守り他人の自由を守ために。  詩の朗読をします。  この詩の朗読の企画はラマッラーにあるアシュタール劇場が企画したものです。 2008年から2009年のイスラエルによるガザの大規模侵攻を経験した子と

有料
200

常にアートは検閲下にある

アーティストが逮捕されたり、展示が中止になったりすることがある。アートは人々に問いを投げかける。 考える波紋を起こす、考えるタネをまく。 権力者は市民が考えないことを望む。羊のように何も考えずにただただ大人しく従うだけ。たまに愚痴はこぼすかもしれないけど、選挙にも行かず考えずしょうがないって従うだけ、そうやって教育をしてきた。 アーティストたちよ、今がその力を示すときじゃないだろうか? アーティストたちよ、己の力の偉大さを知っているだろうか? アートという武器の力はA

希望を捨てるな

心折れそうになる日々。 これだけの人が殺されないと誰も注目しなかった、これだけの人が殺されても注目しない人もいる。 そんな中、ガザの友達がSNSにポストした。 まだ希望はある そうだ。わたしが希望捨てちゃいけない、家もあって爆弾も飛んでこない中にいるわたしはずっと声をあげ続けないといけない。誰も注目しなくてもそんなこと嘆いている暇はないから。 諦められない、友達が空爆下にあり、飢餓の中で生きている。彼らより先に私たちが諦めるなんてあってはならない。彼らより先に希望を失

あなたにあげたいものがある

あなたにわたしの庭の桜の花を送ります。 ほら、どこかで見たことある気がするでしょ? あなたのお庭にもあるでしょ? そう、アーモンドの花。 パレスチナのアーモンドの花が咲き終わった頃、日本の桜の花が咲くのです。 あなたを思って桜の花を送ります。 わたしの庭の桜の花を見て、あなたの庭のアーモンドの花を思い出しています。 わたしたちはまるで一緒なわけではないけど、全く違うわけでもないのです。 アーモンドと桜のように。 桜の花があなたのことをきっと守ってくれるはずだから。

ある日のこと

 ある年の春の日、ガザでこんなことが起きました。もしかしたら土地の日の少し後だったかもしれない。  ガザ侵攻からもう半年も経ちます。きっと多くの人にとって大した出来事ではないかもしれないし、大谷選手の資金の資金が通訳の人に使われたことの方が大きなニュースかもしれないし、週刊文春と松本人志の裁判の方が大切かもしれない。わたしは善人でもないし、清廉潔白な人間でもないですが、歴史的な惨事を目の前にして通常の精神状態ではいられない、ただそれだけです。そしてこの惨事を認めることは次は

有料
200

やらかすと長い

戦争と環境問題、やらかすと長い。 今も原爆症で苦しんでいる人います。今も水俣病で苦しんでいる人います。黒い雨裁判、今も続いています。水俣病裁判、今も続いています。 わたしが生まれる前の戦争の時に埋められた地雷、まだ撤去されてない場所世界にはたくさんあります。 戦争と環境問題、やらかすと長い、だから戦争はしない、一択。環境は守る、一択。 お金より人の命を選ぶ。生産性が低くなろうと。

有料
200

全ては自分のため

 パレスチナのために人権や自由について話しているわけじゃない。それを言っても理解されにくい。  わたしが初めてパレスチナに行った時、此処と関わって生きていきたいと思った。それはパレスチナを救いたいとかそんな高尚なものじゃなかった。ここと関わりたい、ここには全ての感情があって、全ての問題の縮図があるってわかった。だからここに関わるというのはここの人だけのことじゃなくて、自分のことでもあると思ったからだ。  後藤さん(福岡の弁護士さん)のfacebookの記事でとても共感する

ボイコット(BDS)と子どもの権利

昨日、子どもと呼ばれる年齢(3歳10ヶ月)の人と接して、思い出した。子どもはわかっているし、理解できるのだ。 年齢は単なる数字だ というような文言はよく年齢の高い人に使われるけどこれは少ない年齢の人にも使われるべきなのかもしれない。 思い出した、というのはわたしも子どもの頃わかっていた。そして子どもだと思ってわからないと決めつけるなよ!と思っていたことだ。 買い物をする時、何かを見る(例えばテレビ)、読む時(例えば雑誌)にどこがスポンサーなのか確認する、そのスポンサーの

私たちにできることって・・・

今語られる時、10月7日がキーになっています。10月7日以前以後。 よく聞かれます。 「パレスチナに行ってたんですか?いつ頃?」 「前回は2023年の5月から7月に。」 「よかったですね、戦争前で。」 ずっとなんです。もう何十年もなんです。ガザだけじゃないんです。みんな家に帰れないんです。もう何十年も、何世代も。 打ちひしがれそうになります。 みんなそれぞれの生活があるし楽しみは楽しんだ方がいいってわかっています。でもSNSとか見てると、悲しい苦しいポストの横にただ

雛祭り

うちには七段飾の雛人形がある。私が生まれたから購入されたものだ。私の記憶に残っているお雛祭りは私が幼稚園児の時に平屋自宅(社宅)で七段の豪華なお雛様を飾って近所と言っても同じ社宅の子供たちがうちに遊びに来た。 今覚えば家は取り立ててお金持ちでもないのに、それに似つかわしくない豪奢な雛人形だった。 今それは誰も住んでいない祖母の家にある。 両親が離婚した時、なぜか母が引越しの日に雛人形の階段持っていくの忘れた!と言っていたのは鮮明に覚えている。 私は想像した。何もかも持ち

独り言;初めて沖縄に行った時のこと

大学生の時に初めて沖縄に行った。友達と4人であれは夏休みのことだった。当時はゆいレールもまだなくて、空港に着いたらレンタカーでホテルまで向かう、またはそのまま目的地へ向かう。 私たちは無知だった。 車を運転していると、広大な基地。事実上基地のための迂回。絶対あのビーチ綺麗やん、の先の基地。こんなに基地があると知らなかった。正確には数字では認識していたけど想像力が欠如していた。 運転していた友達が急に黙った。そして意を決して言葉を発した。 ねえ、おかしくない?こんなに基

Visit Palestine Project 福岡

東京の高円寺にあるサブストアの店主、アンディーが企画している Visit Palestine Poster展の福岡開催が無事終了しました。 展示の終わる前に虐殺も占領も終わって欲しかったけど、展示が復興のためのものであればいいなと思っていたけどそうはなりませんでした。 初日はトークイベントを行いました。福岡に住むガザ出身のオサマさんにも登壇してもらいました。 オサマさんはご一家で福岡にお住まいです。私も個人的にご一家の皆さんとも仲良くしてもらっています。 オサマさんが個

文化の火を灯し続ける

JVCさんのオンラインイベントでパレスチナ音楽のお話をしました。パレスチナ音楽と言っても、いわゆる伝統的なアラブ音楽ではなく、ポップ音楽やロック、ヒップホップなどです。伝統的なアラブ音楽は探せばすぐに見つかるし、アラブ料理店でも流れているし、大好きだけどもうみんな知ってるかなという気持ちもあったりしてポップ音楽に重点を置きました。 日本のフェスでは演歌歌手が最近ではちらほら出ることがあってもそれでも出ない場合の方が多いイメージです。(最近はそうでもないのかな。) パレス

10年前の手紙

 10年前と書いたが、正確には何年前だかわからない。10年前後だと思う。もしかしたらマルタに引っ越しする前かもしれないし、マルタでの仕事を辞めて日本に戻った直後くらいかもしれない。 いずれにしても日本での会社員生活は終えた後だろう。  大濠にあるヨガスタジオでまあまあ練習していた時期で、微かな記憶は薄い光が差し込んでいた。もしかしたら5月のゴールデンウィークあたりかもしれないし、小春日和だったのかもしれない。  10年前後前にもらったお手紙を私は大切に持っていた。大切にと