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“愉快なオトナたちのリアル講義”〜isao〜後編

高校生によるオトナたちへのインタビュー第13講
29歳でタイへ移住し、自らの行き着く先を模索し続ける”バンドマン”isaoさんによるリアル講義
タイ人2名・日本人2名のパンクロックバンド THE GREEDのベーシスト、isaoさんの思考を聴き解く今回のインタビューは〜isao〜。タイに在住するプロフェッショナルの思考法をここに書き留める。








4, in THAILAND


4, in THAILAND



仕事は日本にいた頃からグラフィック関係をずっとやってて、タイでカフェをやったりコンタクトレンズを売ったりなんかしてた事もあったけど、基本はずっとグラフィックの制作の仕事をしてる。


海外って大変だって聞くこともあるけど、タイに来て、大変な思いっていうほどの大変な経験は俺はあまりないかも。カフェやってるときに同じスペースで英会話スクールやってた相手と揉めて、警察後ろに引き連れて呼び出しくらった事とかはあるけど、、タイ語も1年ぐらいタイの学校行って勉強してたこともあるけど、女の子と話してれば自然に話せるようになると思う(笑)。

日本で一度辞めたバンドもタイで今やれてるし、まぁ奥さんもタイで出会ったタイ人だから、タイに来て良かったと言えば良かったかもしれない。タイに来ないでそのまま日本にいても良かったんだろうけど、もしもを考えてもアレだしね。




5, 自分証明


5, 自分証明



俺個人はグリードってバンドを続けている理由の一つとして、バンドマンとしての自分自身の証明がしたいというのもある。


バンドとしての活動もだけど、自分のバンド人生で何をやり遂げるか?っていうそういうのもあって、多分自分自身がいい年齢になってきたのも理由の一つだと思うし、俺なんかはバンド以外で、それと言って人に見せられるというか語れるものも無い。一度は音楽から離れたこともあったけど、日本の頃からバンドだけは本気でやってきたつもりだから、やっぱりバンドマンとしての自分のゴールというか、ここまでやったぞっていう爪痕みたいなものはちゃんと残したい。


音楽って、特に俺らがやってるような音楽って、やろうと思えば死ぬまでやれるかもしれなくて。だけどそういうんじゃなくて、バンドマンとして自分がどこまでやれるのか?で、どこまでしかやれないのか?

明確な順位はつかないかも知れないし、こういう音楽の立ち位置って実は曖昧だったりもするんだけど、ちゃんと答え合わせはしたい。


グリードというバンドもかもしれないけど、ベースをやってきた自分自身のゴールもいつかちゃんと知りたい。その中で野球で言えば甲子園みたいな大舞台に出られない選手で終わってしまうなら、それはそれで仕方ない。ただ出れるかどうかの真剣勝負はちゃんとやって、ちゃんと勝ち負けの答えみたいなのは知りたい。

MAD3とも今回こうやってタイで一緒にライブをする機会があって、MAD3ってちゃんとこの世界で勝負して証明してるバンドでしょ。それはすごい事だし、同じバンドマンとしてカッコいいなって尊敬の思いもある。俺もそういう勝負ができるバンドマンでいたいと思ってる。







本当に臨場感あるアツい文章ですよね、ちょっと書き直してもらったんですけど。
結局はいつ・どこで行動するか、なんだろうね。

次回、完全版!いつも通りのおまけ付き!
震えて待て!!

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