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良い関係性を創り上げていく為に

 友人、親戚、家族、ご近所etc.私達は、様々な人との関係性の中に置かれています。時に楽しく、時に煩わしい。

 ずっと楽しい関係(かんけい)もあれば、一旦こじれた関係はかなり難しくなったりします。関(かん)は、かかわる、仕掛け等の意味。また、係(けい)は、つなぎ止める、関わりを持つ等の意味。すなわち、関係(かんけい)とは、人と人とを繋ぐ接着剤みたいなモノでしょうか。

 人と人との関係ですから、相性も関わって来ます。相性とは、複数の人間がソレゾレ持つ性質・性格が、合うか合わないか、そんな関係性を表す言葉です。相性が合う・合わないは理屈抜きですから、とても難しい。

口は災いの元といいますが、ついつい不用意な発言ってありますね。

 不用意な発言では、私自身、過去において、折りにふれて反省することが多かった気がします。

 悪気がない場合が殆どであっても、言葉は言霊(ことだま)。不用意で片付けられない面倒な事も起きます。ただ、人の常として、言葉を発しない消音器になる訳にもいかない訳ですが、少なくとも、人間関係を壊すような事態は避けるよう、最低限の配慮は必要でしょう。

 個人的な事では、夫婦や親子の関係でしょう。油断もあってか、ついつい不用意な発言を重ねた事が、過去、何度もあった気がします。そんな中でも、時間の経過とともに、それぞれが年齢を重ね、相手への思いやりの心なども育まれ、円満な関係が築かれてきた気がします。それでも、最近、しみじみ感ずることは、良い関係性を創り上げていくためには、それぞれが独立した人格であると、常に意識する事だと。