高校野球2023 - ジャイキリ・プロ注目選手の Check 結果共有 @7/15, 16 🧑‍🏫

みなさま、高校野球ライフをいかがお過ごしですか〜。

記事の概要

この記事では、2023/7/15, 16 における
高校野球地方大会でのジャイキリ試合をとりあげます。
惜しくもそれに至らなかった試合も極力Pickしました。
加えて、プロ注目の選手の結果もあげていきたいと思います。



7/15 の試合

<🟥ジャイキリ達成>

智弁和歌山 2 – 4 高野山

すでにTwitterなどでもトレンド入りしている通り、公立の高野山高校が智弁和歌山高校を撃破。
2点ビハインドの7回に試合をひっくり返し。打撃も智弁を上回る安打数を記録しました。
しかも被安打はわずかに3と、普通に力で押し切った感じのある試合。
守備も硬そう。

また話題になったのが公式の中の人
Twitterのエゴサが趣味らしく、当日は制限がかかるまでエゴサしまくった模様😂

学校も、生徒数が全体で120人。
新設した吹奏楽コース(吹奏楽部)と野球部の比率が極めて高いらしい。
そんな学校の躍進はなんだか胸を熱くさせます。

*最近こういった地方の公立高校が部活などに力を入れてなんとか学校運営を回している例がありますが(島根の浜田とか、長崎の大崎とか)
この学校もそのような生徒に吹奏楽を履修するという選択肢を提供して学校で盛り立ててる感じでした。

普通科に進んだ人間として本当に羨ましい限り。
選んだのは自分ですが、こういう選択肢があると若いうちから好きなことを極める素地ができていいなあとも🧐

余談が過ぎましたので次へ。


創志学園 5 – 8 岡山南

こちらも話題になった一戦。
元東海大相模の門馬さんが監督に就任された創志学園。
チームとしても昨年の夏の岡山を制覇しているチームでした。
去年のスタメンも2人・ベンチ入り2人を残すチーム。

2022秋は決勝、2023春もベスト8でそれぞれ山陽高校に敗北して夏にかける思いも大きかったでしょうが、残念ながらここで敗退となりました。

対する岡山南は80〜90年台は何度も甲子園にでた強豪ではありますが、
昨今は結果としては多く勝利はしていないチーム。
春・秋も調べた限り1勝2敗?と決して強豪復活というほどの成績は上げていませんでしたが、この日は見事にジャイアントキリングを達成しました。

<🟦あわや>

あわやジャイアントキリングという試合もいくつもありました。
この日は2つ見られました。

三重 6 – 4 桑名西
プロ注目の野田選手などがいる三重高校に桑名西高校がかなりくらいつきました🙌

明石南 5 – 9 滝川二

こちらもプロ注目というか、ドラフト1位候補にすら上げられることもある坂井投手のいる滝川第2高校
先発は坂井投手ではなかったようですが、リードを奪われるも最後は彼が救援して流れを掴んだようです。

一方で終盤までリードしていた明石南
高温のためもあってか、選手が次々に足を攣ってしまったようです。。🥵 この点は本当に残念でした。チーム全員で戦った試合にはなりましたがジャイアントキリングとはなりませんでした。

以下Yahooニュースなどでも上がっていました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7176e0e383e05de44fd3908034cdd9d0bb7b7d50


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☝️ここまでが 7/15 の試合、ここからは翌 7/16 の試合👇
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7/16 の試合

<🟥ジャイキリ達成>

西尾 3 – 2 至学館

至学館は6月の花巻東との招待試合などにも招かれる強豪チームです。
プロ注目の伊藤投手が所属していましたが、直前にデッドボールで体調を崩していたようです。。😢
決して本調子でない中、リリーフで奮闘しましたが、惜しくも及ばずでした。。

一方、西尾高校も春は1勝、秋も地区で4回戦というチームで顕著な成績を残したというチームではありませんでしたが、この日は競合相手に見事に勝ち切りました🙌


石動 4 – 1 高岡商

こちらも昨夏の覇者である高岡商業がなんと1回戦で姿を消すことになりました。。富山はどこが上がってくるでしょうか。。
富山商業、昨今力をつけている私立、選抜も出た(&昨夏の準優勝校である)氷見か。目が離せませんね。

舞岡 8 – 7 立花学園

1976年創部の神奈川・舞岡高校が強豪の立花学園を破り、見事初のベスト16にまで残りました!🙌
立花学園は県外の方はあまりご存知ないかもしれませんが、予選から追っている高校野球好きならおそらく知っているであろう、上位進出の常連です。

Youtubeで勝利の動画を見ましたが、10回タイブレークにもつれ込み、
先攻の立花が1点を挙げる中、その裏に暴投とサードの悪送球でそれぞれ舞岡が1点ずつを上げてサヨナラ勝利しました。
もしかしたら三年生にとってやや悔いが残る試合になったかもしれませんが、、この経験をプラスしてくれることを願うばかりです。

なお、神奈川はベスト16が出揃いましたが公立が4校!
古豪のY校(横浜商業)を筆頭に、湘南高校(東大→ハムの宮台選手)、市ヶ尾高校、そしてこの舞岡高校と4校

横浜商業さんは一時期ほどではありませんが昔から強くて神奈川でも大がつく人気のチームで、順当といえば順当。
そして湘南や市ヶ尾は普通に強いチームで組み合わせ次第では上に上がってくる印象がありますが、そんな中、舞岡高校は創部初のベスト16!
関係者には嬉しい勝利になったことかと存じます😀

<🟦あわや>

この日はあわや!が非常に多かったですね。予選の結果を何度リロードしたことか。。

予選も徐々に佳境に入り、1つ2つ勝ったチームが勢いそのままに競合に喰らいつく試合が大量にありました😳!
惜しくも競合に勝利とはいきませんでしたが、向こう何十年と「俺らの代は最後、XXに最後まで勝ってたんだよ」って話をしてほしいですね☺️

嘉穂 5 – 6 西日本短大付

甲子園に何度も出場している、日ハム新庄監督らの母校である西日本短大附属
一方、どちらかというと進学が強い嘉穂高校。
昨今は東京ガス→広島の益田投手を排出するなどそこそこ成績を上げている印象でした。
この日は西短を相手に接戦を演じましたが、残念ながら一歩及ばずの試合でした。

明徳義塾 3 – 2 中村

数年前に21世紀枠で選抜に出場、その昔も何度か甲子園経験のある中村。
どちらも普通に強豪で、ジャイアントキリングというほどではありませんが、惜しかった。

9回に明徳がなんとか追いついてからの、タイブレークでの勝利。
中村は前日との連戦だったため、勢いもあっただろうが、疲れもややあっただろうか。。😓 最後は一歩及ばずでした。

※高知県大会について〜一言。
チーム数少ないとはいえ、15日に開幕して1回戦、16日に連続して2回戦てどうなんだろう。。土日の方が親御さんが試合を見やすいとかの事情はあるにせよ、1〜2週間早く開幕して休暇を取ってもいいのでは。
(色々事情もあるだろう中、失礼しました🙇)


豊田西 3 – 4 中部大春日丘

こちらも進学校で、野球も強い豊田西高校
競合私立にあと一歩届かず。


大府 4 – 5 愛工大名電
9回ツーアウト満塁で 1点ビハインドから2点返した名電が辛くも勝利
私学4強と言われる一角であり、先日の花巻東との試合でも圧倒的に勝利していて死角も少ないかに見えた名電でした。
この日は大府に最後の最後までビハインドをとる苦しい展開でしたが、なんとか勝利となりました。

対する大府高校もかつては槙原選手や赤星選手などスター選手も輩出した高校で、近年は私立にやや押される格好にはなっていました。(が、強豪であることに変わりありません)
私も画面の前でジャイアントキリングがなされるか非常にハラハラしながら見守っていましたが、最後の最後で捲られてしまいました。
この日の大健闘に拍手を送りたいですし、監督さんのおっしゃる通り「胸を張っていい」試合であることは間違いないと思います👏

※この日の愛知はそういう展開多すぎて、私も何度もリロードしてしまいました😆

神港学園 1 – 0 姫路東
公立の進学校である姫路東高校も非常に大健闘しました🙌
試合は多くはフォローできませんでしたが、1-0の僅差はおそらく非常に硬い守りで強豪の神港学園さんをしのぎに凌いだのではないかと思います。
かなりレベルの高い進学校とのことですので、ぜひ野球が好きな選手は大学でも野球を続けて、各リーグで活躍されることを願ってやっみません。

小山 3 – 4 国学院栃木
昨年の覇者の国学院栃木高校が辛くも勝利
こちらも多くはフォローできていませんでしたが、最後の最後までわからない展開でした。
決してエース温存系の展開ではなくて、U18代表候補の盛永投手が先発・完投した試合でした。
序盤に1点ずつ、計3点を國學院が挙げますが、中盤以降に小山が同じように1点ずつ返して8裏にとうとう同点
しかし一歩及ばず9回に勝ち越されての敗戦となりました。
とはいえ、普通の公立高校が強豪校に最後まで喰らいつく展開となりました。

山梨学院 6 – 3 甲府西

こちらは僅差というほどではありませんでしたが、選抜を制した山梨学院が辛くも勝利した試合でした。
前の試合で頭部に死球を受けた大黒柱の林投手は先発ではなく、リリーフで登場し無失点で試合を作りました。
その間にこちらもプロ注目の高橋選手・佐中選手の本塁打などで逆転をした試合になりました。

<意外な大敗>

石見智翠館 9 – 2 三刀屋

選抜出場の可能性もあった三刀屋高校、プロ注目の選手・高野選手らを中心に躍動するチームでした。
相手の石見智翠館(江の川)は甲子園常連なので、大敗も十分にあり得るといえばそうなのですが、三乃屋自体はかなり強いチームだったのでどこまで行けるか注目していただけに、大敗は驚きました。

ただ高野選手はホームランも放っており、一矢報いた形となりました。
おそらくプロや大学などのスカウトもこれまでの試合や練習を追っているはずなので、次のステージでも活躍が期待されます。


岩国 9 – 3 光

これはTwitter上でもかなりいろんな方の投稿が見られた試合でした。
今春の選抜でも彦根総合を完封、昨秋は中国大会2位の光高校・升田投手がが中盤に一挙8失点をしての敗退。
岩国高校ももちろん古豪で上位にもちょくちょく見る存在ですからどちらが勝っても驚きはないのですが、大崩れしての9失点は多くの野球ファンを驚かせました。

<その他プロ注目選手などの試合>

狭山清陵 4 – 2 深谷商

現地行ってきました〜
3番投手で投打に大黒柱な八巻選手要する狭山清陵高校
2番手の好投手・鎌田投手とのリリーフで見事勝ちきりました。

八巻選手:
投球は序盤は全く打たれる気がしませんでした。ストレートのキレもコントロールも本当に良かったです。
中盤3回り目あたりからやや捕まり始め、コントロールも乱れてきたところで交代となりましたが、素材は間違いなく埼玉県でも今年のトップクラスではないでしょうか。
また、八巻選手は打撃も非常に良く、先制の2点タイムリーを放つなど大活躍。基本的に野球センスが高い選手なのだと思います。

なお、リリーフした鎌田選手も非常にいい投手で、目視ですが140前後の球を投げていそうでした。この2人に加えて、捕手の見方選手も非常に肩が良いですし、そのほかの選手も上位打線を中心に非常に触れていました。
この夏、個人的に注目のチームです!🙌
次も頑張って欲しいです。
※個人的には狭山清陵さんは推しチーム。春も優勝した昌平高校をかなり苦しめたチームで、夏の躍進が期待されます。

さて、対する深谷商業は部員数が少ないながらも健闘しましたが惜しくも敗退。こちらもエースで4番、MAX143キロ右腕の鈴木百太選手が活躍しました。

彼はこのチームの大黒柱中の大黒柱で、この日も良い球を投げていましたし、八巻選手から鋭い打球を放って2塁打にするなど投打に大活躍。

しかし中盤ごろから足を気にする様子が多々見られて、足を攣りそうになりながら熱闘しましたが及びませんでした。この日は非常に高温でしたから、選手も体調維持が大変だったと思います。そんな中、力投を続けたのに思わず応援したくなる選手でした。

鈴木選手についてもう少し。彼の188cm/97kg のガタイは場内でも一目見ただけで、ただものではないとわかる体格。
上のステージでの野球継続を希望されているようでしたが、その高いポテンシャルを活かして活躍して欲しいです☺️

幕張総合 5 – 4 千葉経大付

こちらも高校野球ファンならおそらくご存じ、早坂響投手が所属する「幕張総合」高校です。投手本格開始から1年ぐらいで151キロ投手に成長して一気にドラフト候補に駆け上がった投手です。
(見にいきたかったですが朝9時から成田は物理的に厳しく…)

その早坂投手が延長11回、169球を投げる力投を演じて見せました。
中盤に3失点するなど少し崩れるイニングこそありましたが、勝負どころで見せる140後半の速球を武器にピンチをしのぎに凌いでいきました。

特にタイブレークは10回、11回ともギアをフル回転させてバタバタ打ち取り、ゼロに抑える様はかなり野球ファンを痺れさせたようです。
Twitterなどでもたくさんの熱い投稿が見られました☺️
「ファンになりました」とのポストも見られるなど。
この日の投球は本当に熱かったですね。

さて、次は専修大学松戸、幕張総合のいるブロックでは最大の相手を迎えます。まさに大一番。公立の幕張総合の躍進に目が離せません!😊
千葉はまだ木更津総合や市立船橋などの超強豪が多いのですが、その瞬間も見てみt(これ以上はやめときます)


以上、長くなりましたが、高校野球のCheck記録でした。
また予選が進むにつれて逐一メモをしていきます

加えて、並行して開催されている都市対抗などもメモできればと思います。
私はこの大会が大好きなので、少しでも共有できればと思う次第です。
引き続きよろしくお願いいたします🙇

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