野菊 (ヨメナ）
      鉛筆、水彩
      ２０２１

今年は見る機会がなかったけど、私は菊花展という催しが結構好き。

      菊花展
      ２２×２７㎝（F 3 号）
      ２０１８

自由に咲く野菊とは対照的。
人工的とも言える型を大事に、端正込めて発表の日に丁度ベストの状態に咲くように、ライバルの事もチラつきつつ、がっつり賞狙いなところ。
そう、正直私は何割かはうっすら茶化した目で見ているけれど、

      菊花展
      油彩 ３３×５３㎝(M１０号）
      ２０１８

そうした想いにしっかり応えてみんな晴々と美しく立派に咲いている。
そんな菊たちに惹かれるのだと思う。

音楽や文学でも創作している方は共感出来ると思うけど、自分自身の作品の評価と周りの評価にはズレがある事が多い。
この菊花展の絵もそう。自分は数少ない気に入ってる絵なんだけど、イマイチ伝わらないもよう。