前髪
今朝前髪を切った。
それは普通に前々から前髪を久しぶりに作ろうと思っていたから切った。
だけど今朝の私は心がもやもやしていたから、とんでもないくらい短く適当に切ってしまった。
前髪を作ると必ずいつも後悔をする。
もやもやしていた理由を今日話そうとおもう。
もう同じような話は何度もこのブログでつづっているのだけど、
それはやっぱり将来のこと、コロナのこと。
今朝親友のストーリーで見たことが原因だ。
その親友は、小さい頃から航空会社のCAとかグランドスタッフを目指していた。6歳で出会った幼稚園の頃からずっと。
そのために彼女はエアラインスクールのプログラムがある大学に進学したのだが、コロナでエアライン業界は厳しく新卒採用をしていない。
結果そのエアラインスクールも中止。
そしたらその親友は
「何のためにこの大学に入ったんだろう」
と言っていた。
私も全く同じ気持ちだ。
小さい頃から長期間海外に住むことを夢見て、海外進学とかいろいろ考えたけど、
両親が納得する形で、できるだけ安く留学をするために日本の大学に入ったのに、留学に行けなくては元も子もない。
そんなことを考えていたら、やっぱりコロナが憎くなった。
親友は私よりもずっと前からその夢を持ち続けているし、大学生のうちでないと叶えられない夢である。
だからそんな親友の気持ちを考えると胸が痛いし、私まで涙が出てくる。
私の場合は、海外に住むこと、旅行に行くことがとりあえずの夢だから、別にいつでも叶えられる。
でも私は今この年齢で叶えたかった。
その年齢で抱えているもの、感じているものがあって、それはとても貴重なことだ。
今まで何人もの人がこの夢を普通に叶えてきたのに、突然それが叶えられなくなるなんて思ってもいなかった。
率直になんで?って言いたくなる。
ひたむきに努力したり、人生設計を立ててきた人が、外的要因によってなぜ夢を諦めなければならないのか。
夢が必ずかなうわけではないのは、わかっている。
コロナ禍で色んな立場の人、年代によって様々な苦しみを抱えているのも、わかっている。
だけど私は悔しい。今でも毎日コロナがなかったら、って考えてしまう。
とりあえず今日学んだことは、もやもやしながら前髪を切るもんじゃないってこと。
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