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演じるキャラに翻弄される私たち

本来の自分を解放できていますか?

“現代社会を生き抜く為には「コミュニケーション力」が必要”
このことは多くの人が聞いたことがあり自然と理解できるでしょう。

人生を遡れば、多くの人が学生時代から学級等で自分のグループを見つけ居場所を確保するために、自然と「空気を読む」ことを身につけてきたことでしょう。そこで自らを「キャラ化」することで人間関係を傷つけないように空気を読み、集団の中での個人の立ち位置や役割を場面場面にあわせて演じてきたことに心当たりがある人もいるのではないでしょうか。例えば「お笑いキャラ」や「いじられキャラ」「天然キャラ」「真面目キャラ」などが代表的なキャラでしょうか。

三重大学の秋山 華穂・松浦 均による論文*によると、「キャラに対するメリット認知」は、友人関係満足度に影響を及ぼしているのに対し、「キャラに対するデメリット認知」は友人関係満足度との間に関連がみられないという結果が得られたとのこと。
*引用:三重大学教育学部研究紀要 第 70 巻 社会科学(2019)187-197 頁 “キャラ”を介したコミュニケーションが集団内の人間関係に及ぼす影響

これは、必要な人間関係を円滑に過ごすためには「キャラ」を演じることは大いにプラスになりますが、それにより友人関係には心から満足できない可能性があるといえるでしょう。「キャラ以外の自分は受け入れられないのではないか」「逸脱した考えや場を乱す言動は隠しておこう」このような心の声も聞こえてくるような気がします。この言動をどのコミュニティでも行っていると、本来の自分がキャラにのみ込まれ本来の自分に蓋をしてしまっている可能性があります。

少数派がもつカリスマ的影響力
ここで、少し脱線して社会心理学の世界を覗いてみましょう。
周りに流されず、自分の考えを表明している人はかっこよく、羨ましく見えませんか?心理学者モスコビッチらの実験結果によると、少数派が自信の主張を曲げずに一貫性のある回答を貫き続けることで、多数派は少数派に影響されるといいます。実際に直近話題となった「#MeToo運動」は少数派の発言に多数派が影響を受け実は私もそうであると共感が生まれた例でしょう。

話は飛躍しましたが、周りからは理解されないかもと感じる自分の考えも、実は他の人には共感と影響力を生む可能性があるのです。「自分の本当の話をしてみたい」または「人の本当の話を聞いてみたい」そんな興味があるのなら、Tin Canを活用してみましょう!Tin Canは、音声だけで気の合う仲間と会話できる匿名で使用できるアプリです。家族や友達には話せないストーリーもここでは自分がどこの誰か明かすことなく話すことができます。ここがリラックスできて、自分らしく居られる第三の居場所となることを願っています。

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