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マクドナルドで注文までに10分かかるので決断力について考えた

決断力がありません。
そんな自分も嫌いではなかったけど、流石にスマートになりたい気持ちが湧いています。

先日、決断力のなさを強く自覚した日常のエピソードは、
マクドナルドで食べたいものをなかなか決められない
ということ。
同行した夫は光の速さで「サムライ、肉厚ビーフ」とメニューを決定していたので、自分の優柔不断さが際立ちました。
メニューやクーポンなどを熟読し金額などを確認すること10分近く、やっと決めることができました。が、自分の決断力のなさは把握していたものの単にマクドの注文でここまで時間がかかるとなると、これはいよいよやばいのでは…と思ってしまいました。

後にこの出来事について夫と話してみたところ、決断の際に考えている内容が全く違うことがわかりました。
わたしの場合はまず食べたいものがたくさんあって決めかねてしまい、食後の満足感を想像したり、最近似てる味のものを食べていないか思い出したり、コストパフォーマンスを考えたりしてバランスのいい着地点をどうにかこうにか探していました。
特に重視してしまうのは金額で、まず高いものは気になっていても候補から外してしまうこともしばしば。その際妥協した商品で満足できるのかを考慮したりと、決断までに非常に多くのことを考えていました。
一方、夫は頭の中にフローチャートがあり
「新商品を確認」「食べたいか?」 yes→新商品 no→サムライマック
で決めてるとのことでした。
まず金額などは念頭においていないし、サムライマック好きだから。とのことで、目から鱗でした。
このことから、自分はなにかを決断する時にリスクや満足度などを考えすぎなのではないかと思うようになりました。

「決断力 鍛える」で検索したところ以下のページが出てきました。

まず気になったのは決断力と判断力の違いの部分です。

決断力と判断力の明らかな違いは、土台となる根拠にあります。判断力は客観的データや論理を用いますが、決断力には主観的な要素も根拠とする点が異なるのです。したがって、判断力による結論は誰もが同じになるという再現性があります。一方の決断力は、その人にしか出せない結論でもあり、決断する人によっては結果が異なる場合も多いのです。

https://schoo.jp/biz/column/1402

わたしがマクドナルドで行っていたのは決断よりも判断に近いのかもしれないと感じました。そもそもすべてのバランスが取れた決断自体難しいのに、そこを目指して考えすぎていたように思います。
また、こちらの記事で紹介されている決断力のある人材にみられる5つの特徴は以下の通りです。

・決断の根拠が明らかになっている
・目標や優先事項が決まっている
・決断を先延ばししない
・臨機応変に対応できる
・失敗を恐れない

https://schoo.jp/biz/column/1402

今回のマクドナルドのケースに落とし込むと「目標や優先事項を決める」「失敗を恐れない」が参考になると感じました。
味、金額、満腹感など要素はたくさんありますが、なにを優先させるか決めること。たとえ満足度が低かったとしても次に活かす経験になったと思うこと。これを念頭におけば、ここまで迷うことなく決断できるようになるのではないかと思います。

また、決断力を鍛える5つの方法としてこちらが紹介されています。

・判断材料になる情報を収集する
・優先順位を決める
・小さな決断を積み重ねる
・OODAループを日頃から活用する
・ビジネス研修やセミナーを活用する

https://schoo.jp/biz/column/1402

なんとなく決めるではなく考えて決める経験を積み重ねて、決断力を鍛えていきたいと感じました。平凡な生活をしていても、毎日の献立や弁当がない日のランチ、いつもより寒い日の服装など、考えて決めることはたくさんあって、自分の中ですでにルーティーン化されているもの以外はすべてこの経験になり得ると感じます。決断疲れにならない程度にトレーニングしていきたいです。

次にマクドナルドに行った時は金額よりもお腹いっぱいになることを優先して、素直に食べたいものを注文しようと思います。

この自分なりの結論を夫に話したところ「マクドで優先するものはガツン!」と言われました。シンプルでよろしい。


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