残日録

残日録と申します。1960年生まれ 新人類とも呼ばれた世代ですが、2020年に還暦を迎…

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残日録と申します。1960年生まれ 新人類とも呼ばれた世代ですが、2020年に還暦を迎えました。 好きなサッカーチームは アヴェントゥーラ川口

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続・大好きなサッカーチームの1年間の観戦の記憶【10】

2023年関東サッカーリーグ2部の最終節を迎えました! グランドはTXつくば駅から歩いて10分ほどのところにある『Tフィールド』 アヴェントゥーラ川口は、と言うと私が前回観戦後3試合を消化、勝点6を獲得して残留を確定させあとは少しでも上の順位で締めくくりたい と言う試合です。 観戦環境は?ビミョーはところ😑 ゴール裏へ行くために多少獣道(大袈裟)を通らなければならず(有り難い事にサポさんが開拓)やっと辿り着きました🫡 今日の対戦相手は、横浜猛蹴さん。 選手と選手OBによ

    • 続・大好きなサッカーチームの1年間の観戦の記憶【9】

      味の素フィールド西が丘 今から50年近く前の事ですが、このサッカー場がまだ開場間もない頃、大学サッカーを観戦した記憶があります。 その頃は浦和西高の西野選手、藤枝東高の中村選手などが大学サッカーに進みました。 中学時代の友人に誘われ観戦しに来たのですが、当時日本でのサッカーは『不毛の時代』でした。 メキシコオリンピックで銅メダルを獲得後、釜本選手の原因不明の体調不良などもあってメキシコワールドカップにも出場出来ず、私自身も海外のサッカーに目が向いてしまいました。 ペレの

      • 続・大好きなサッカーチームの1年間の観戦の記憶【8】

        青木町公園🏞 幼い頃からお世話になっている場所です。 最近では2019年と2022年の川口マラソンに出場しました。 普段中々降りれない芝生に上がる事が出来るのはこのときだけ😗 本当の意味のホームはここだけ🤔 「もっと青木町公園総合運動場での試合を観たい」と、少し前まで思ってたのですが‥ なぜかサポーターが多く燃えない😅 逆にアウェイ(正確にはサポ少ない)の方が楽しんで応援してるんです👍 でも今日の試合は、1部への昇格こそ厳しいものの2部残留を確実なものにしなければならな

        • 続・大好きなサッカーチームの1年間の観戦の記憶【7】

          初めて来ました!! SFAフットボールセンター 埼玉県立騎西高校(閉校になったとの事)の跡地を再利用したグランドだそうです😶 JRを乗り継いで川口の自宅からドアツードアで約2時間🫡 電車はまだしも、バス時間が少ないので結構時間が掛かりました😅(バスがあるだけ良いか😂) この日は関東サッカーリーグ2部 後期第2節 アヴェントゥーラ川口 VS 境トリニタス の 試合観戦。 7月22日 暑い日が続いてました。 見るだけでも暑くて倒れそうなのに、走って蹴ってまた走る両チーム

        続・大好きなサッカーチームの1年間の観戦の記憶【10】

          続・大好きなサッカーチームの1年間の観戦の記憶【6】

          今から10年前のフットブレインで宇都宮徹壱氏をゲストに迎えてのアマチュアサッカーの特集での事。 もう一人のゲストである都並敏史氏がこんなコメントをしてました。 「JSL時代の読売クラブはチームとファンは一体でファミリーでした」 画像は、7月15日 埼玉スタジアム第2グランドでtonan前橋戦後の撮影ですが、まさにファミリーですね😉 (ちなみに私は後ろの麦わらの怪しい奴🤪) こうやって10年かけ地域サッカーの沼にはまって行きました😔 後期第1節、今回は開幕戦で対戦したton

          続・大好きなサッカーチームの1年間の観戦の記憶【6】

          続・大好きなサッカーチームの1年間の観戦の記憶【5】

          7月2日 場所は茨城県 みらい平グランド 川口サポ、茨城遠征(出張に近い🤔) 暑い日が続いてます。 つくばエクスプレス みらい平駅下車歩いて20分 直射日光が当たり続ける道を行く。 画像にあるように『緑が多いグランド』です。 風がそよぐとわかりますが、この中は涼しい🎐 ここまで2連勝中のアヴェントゥーラ川口 やっと調子が出てまいりました!! 私はと言うと、6月20日頃コロナに掛かってしまい病み上がり状態。 感染からの観戦となりました😷 なので今日は声出しなしです🫢

          続・大好きなサッカーチームの1年間の観戦の記憶【5】

          続・大好きなサッカーチームの1年間の観戦の記憶【4】

          待ちに待った瞬間がやってきました!! 2023年シーズン アヴェントゥーラ川口の初勝利の瞬間が🥹 5月27日 場所は埼玉スタジアム第3グランド アヴェントゥーラ川口     VS エスペランサSC 相手は昨年まで関東1部のチーム 「勝利の確率は多くはない」と思ってました。 ところが! 前半コーナーキックのこぼれ球からの競り合いに勝ち、右から高瀬選手のクロスを中央にいる横山選手が太腿でトラップし、そのままボレーシュート! そのボールが相手ディフェンダーの手に当たり、その

          続・大好きなサッカーチームの1年間の観戦の記憶【4】

          続・大好きなサッカーチームの1年間の観戦の記憶【3】

          画像の電車は、つくばエクスプレス。 サッカー観戦が目的で乗車するのは2022年9月以来2回め。 その時は、みらい平駅に下車して みらい平グランドでの試合観戦。 試合途中雷雨で中断、試合も負けて悔しく冷たい リーグ戦最後の観戦(あと1節残ってます) 2023年4月30日 今回はその2つ先にある『万博記念公園駅』で下車つくばFC万博グランドで日立ビルシステム VS アヴェントゥーラ川口の試合の観戦です。 万博記念公園駅に到着し、西側に向うとバスが停車中。 運転手さんに「万博記

          続・大好きなサッカーチームの1年間の観戦の記憶【3】

          続・大好きなサッカーチームの1年間の観戦の記憶【2】

          開幕戦は『オートレースダービー』 JR浦和駅で高崎線に乗車、高崎から両毛線に乗換え 駒形 と言う駅に辿り着く。 駅前から見渡すと、ロータリーがあるくらいで他に何もなくタクシー乗り場らしき所にタクシー会社の電話番号が表示。 さっそく電話すると「近くを走っている車がないので30分くらい掛かります」との事。 4月ですが強い日差しのなか、なんとか30分根気良く待って地元のタクシーに乗り込む。 タクシーを10分程乗ってグランドに到着。 『コーエィ前橋フットボールセンター』 この日

          続・大好きなサッカーチームの1年間の観戦の記憶【2】

          続・大好きなサッカーチームの1年間の観戦の記憶【1】

          2020年6月から10月にかけ『大好きなサッカーチームの1年間の観戦の記憶』と言うタイトルでnoteに11回シリーズで載せました。 3年前の事になります。 2012年12月に『アヴェントゥーラ川口』と言うチームに出会い、2013年1年間に観戦した内容の簡単な【備忘録】のようなものですが、当時ファイリングした資料を元に7年前を思い出しながら書きました。 2023年時点でアヴェントゥーラ川口が 関東サッカーリーグ2部を戦場としてから3シーズンが経過しました。 この3年間のアヴ

          続・大好きなサッカーチームの1年間の観戦の記憶【1】

          『堤防敷逡巡』8

          「初めまして。私、東西銀行名古屋支店 副支店長の山口と申します。本日はお忙しい中申し訳ありませんが宜しくお願いします。」 「どうも、グローバルスタンダードの吉野です。本日は遠いところご足労頂き有難うございます。」 他の二人の内、スーツ・ネクタイの男は東西銀行名古屋支店の担当者 小島、シャツにネクタイをしジャケットの同年代の男は、株式会社三河繊維通商 代表取締役の清水と名乗った。 心の中で「こいつがうちを買収したいと思ってる張本人か」 すかさず小島が、「今日は御社が扱われてい

          『堤防敷逡巡』8

          『堤防敷逡巡』 7

          昨夜、彼女を尾行する前までは弱みを握って円満に退社願おうかと考えていたのだが、話をしたおかげで彼女との距離が一気に近づき同時に太田への不信感が増幅された。 勿論、宮入への不信感も。 決着の付け方としてはこうだ。 白井は『懲戒』、太田と宮入は不正残業代分を減給。 社長にはこれで了解を得たい。 木曜日、出勤したばかりの磯貝に、「吉野君 ちょっと来てくれ」と呼び出された。 白井の件で報告を求められるかと思いきや、違う要件だった。 「今夜会社が終わったら残ってくれないか? 会っ

          『堤防敷逡巡』 7

          『堤防敷逡巡』 6

          翌日の木曜日、会社が終わったあと 白井加代子と神田駅前の居酒屋で待ち合わせた。 磯貝が岐阜に出張だったので、余裕を持って待ち合わせ場所へ向かう事ができる。 会社を出て靖国通りをまっすぐ行き昭和通りを渡り左折、2番目の通りを右折し5分程歩けば神田駅の北口に出る。 目の前にある居酒屋だ。 店に入ると予約の有無と名前を聞かれる。 「ご予約のお名前は?」 「吉野です」 「吉野様ですね。ご案内致します。」 通された部屋は個室であった。 彼女は白いポロシャツとジーンズのカジュ

          『堤防敷逡巡』 6

          『堤防敷逡巡』 5

          それには理由がある。 吉野がグローバルスタンダードに入社したのは5年前、55歳になる歳であった。 大学在学中の就職活動で、大手商社・自動車メーカー・大手生保・都市銀行を希望し、最終面接迄こぎ着けたのが、都市銀行の一つである東西銀行と総合商社の芙蓉商事だった。 当時病気の親を抱えており海外勤務の可能性が高い商社に入社する事をためらい東西銀行への入社を決めた。 銀行に入社した後は一貫して支店勤務で、法人相手に融資業務を行ってきた。 銀行員生活は決して順風満帆だったわけではな

          『堤防敷逡巡』 5

          『堤防敷逡巡』 4

          あの事件から8日目の土曜日、吉野は土手を走りながら先週の事を回想する。 白井を疑い始め、彼女の夜の行動を尾行する事にした。 このまま彼女に会社内部の不正を握られて立場を優位にさせる事は避けなければならない。それには逆に彼女の弱味を握るしかないだろう。 会社が副業禁止なのは、入社時に説明し承諾を得ている。規則を破れば罰則がある事も承知しているはずだ。 もし、彼女が副業として収入を得ている証拠を掴めば確実に有利になる。 みんなが退社した後、鍵がかかっている書庫を開け、従業員

          『堤防敷逡巡』 4

          『堤防敷逡巡』 3

          白井加代子の話では、二週間前の事らしい。 「社長のお客様が見えたので私、お茶をたのまれました。普段なら宮入さんがお茶出ししますけど、外出中で代わりに出す事になりました。」 彼女は一旦話を止めた。 「それで?」 ふと、気がつくと喫茶店の店員が斜め後ろにおり、「ご注文は?」と聞いて来た。 彼女に「何がいい?」と訪ねると、「アイスミルクティーお願いします」と店員に直接注文したので、「僕はアイスコーヒーね」と言って店員を引き取らせ、彼女に視線を戻す。 「いまの季節、お茶は温か

          『堤防敷逡巡』 3