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成長したいなら一石三鳥を狙え!

いくら練習しても
練習試合や本番で挑戦してくれない...。

そう悩んでる熱心な指導者がよくいますが、
『テーマの決め方』を知ると
意外と一瞬で解決できてしまうんですよね。

今回は本番で使うための技術を習得させる
『挑戦力』についてのソフテニ図書です!

2つの世界があるよね

選手と違って指導者は
スポーツに関わってきた時間が長いため
見えている世界は違います。

例えば
・テニスしてる選手自身が見えてる世界
・指導者や観戦者が見えてる世界
は違いますよね。

側から見てると
こっちに動いたら点取れるじゃん!
なんでこのプレーをしないの!!

と選手よりも何故か熱くなって
ミスを見た瞬間にストレスを感じるといったことを
経験したことあるはずです。

けれど、選手はそこまで気にしてないし
プレーに疑問を抱くことがない時もあります。

こう考えると、
『選手の見てる世界』
『指導者や観戦者の見てる世界』

この2つの世界は全く違うということです。

人は器用な生き物じゃないよ。

2つの世界があることを忘れていると
指導者は『感じてること』を一変に教えたくなりますよね


特に選手に勝たせたい!
そう願ってる熱心な指導者なら尚更
「練習でやったことを全部発揮して欲しい。」と
思っているはずです。

ですが残念なことに
人は器用な生き物ではないので
練習成果を『全部』本番に生かすことはできません。


想像したらわかると思うのですが
学校のテスト範囲を一夜漬けで覚えたとしても
『内容が多すぎて』全く思い出せなかった経験があるはずです。

練習でも同じです。
やってきたことで『知識と経験』の2つが多すぎて
練習試合の時に何からやればいいのかを思い出せないんです。

だから監督や指導者から
『挑戦しろ!』と言われても

✔︎何を
✔︎どの順番で
✔︎何に気をつけて
やるべきなのかがわからず混乱するのです

混乱するということは
挑戦したくてもできずに1プレーが一瞬で終わります。

じゃあどうする?

単純な方法で解決できるんです。
『小さな目標を数字を使って設定する』です。

例えばあなたは
firstサーブをセンターに入れる練習をしてきたとして
練習試合ではそれを目標にしたとします。


ただセンターに入れる!だけだと
練習試合だからこそ『勝ち負け』を意識してしまい
フォルトを怖がって打てなくなってしまいます。

そうです。本番を考え勝ち負けを意識してしまうからこその
不安が挑戦できない理由になってしまうのです。


ならば勝ち負けを一旦捨てて
firsサーブを『1ゲームに1本だけミドルを狙う』

こうやって数字に出して決めたらどうでしょうか?

特に1本だけ狙って入れば
練習の成果は確実に出ている証拠になしますし

入らなくても”狙った”という事実はあるので
挑戦したことになるので選手は1歩成長しています。

さらに仮にミスして失点しても
1ポイントだけなら『展開によっては取り返す機会』は
絶対にあります。

ゲームに支障なく挑戦&経験&勝敗
全てを手に入れられることになるのです。

一石三鳥を狙え!

・ミスしても勝敗に影響しない!
・練習の成果を試した経験を得られる!
・勝敗にも集中できる!

こんなにいいことは他にあるでしょうか。

僕は他にあるとは正直思えません。

だからこそ指導者は
選手一人一人に目標を持たせるために

①細かいテーマを1つ決める
②数字を必ず決めさせる
この2つを決めてから練習試合は望んでもらいます。

最高に簡単な上達法でもあるので
指導者はどんどんこの手法を作っていってください。


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👉https://lin.ee/tqqjfdw
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by ソフテニ図書館オーナー,sho


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