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向上心と自己否定を混同するな。

向上心と自己否定をごちゃごちゃにしていませんか?

単語だけ見ると
間違うわけないだろ。と思うかもしれませんが、
意外と混同している人がいるんです。

実際にあった話で
バックハンドを練習している人が
『私下手だからバック練習しないとダメなんです!』

ことあるごとに『私、下手だから』と口癖のように話してきます。

上手くなろうと必死に練習しているのは十分伝わりますが、
言葉の最初に出てくる『下手だから。』という単語を聞くと

自身をダメな人間である。と
最初に自己否定してることがわかりますよね。

自己否定する選手は伸びない

これは私の価値観ではありますが
自己否定する選手は伸びないと考えています。

スポーツに関わる人なら一度は聞いたことある
イップスというのがありますが

それは、あるプレーをする瞬間に悪いイメージがフラッシュバックして
身体が上手く動かなくなるという症状ですよね。

上手くいくイメージが全く思い浮かばないためミスして
更に失敗した経験しか覚えていかない
負のループにハマってる状態です。

僕はその原因の一部として
自己否定が入っていると考えています。

・私ってこんなこともできないんだ
・私ってダメな人間なんだ
・みんなはできてるけど私はできない人間なんだ

こう考えていると
失敗した経験ばかりを覚えていて
上手くいったことは『偶然』と捉えてしまいます。

偶然、奇跡、たまたま
そんな言葉で貴重な成功体験を放置し
『失敗』した経験ばかりを大切に覚えようとします。

先ほどの例で言えば
『さっきのバックは偶然上手くいっただけ』
と簡単に片付けてしまいます。

当然、上手くいった理由を考えることもなく
次のボールに集中してしまうため
再現性がなく『偶然、奇跡、たまたま』にすがります

こうやって文章にされると
自己否定の思考は成長しないことがわかると思います。

じゃあ、向上心のある選手って?

単純ですが
『あの選手みたいにバック打てるようにしたいんです!』

目標や目指す像が決まってる選手です

観てる世界が自分よりも上になっていて
・あれできたらいいなぁ
・こうやってみたいなぁ
・こうしたら私もできるかなぁ

1%でも出来た姿を勝手に想像しています。

当然失敗してる姿や自分のレベルのことは
全て『棚に上げて』います。

だって似た感じなら私にもできる!
って自分を信じているから。

自分を信じる時に自己否定の言葉は出てきませんし
ミスしても全く気になりません。

むしろ、1%でもできたら
最高に面白い!って感じてしまうから。

ゲームでも勉強でもなんでもいいですが
✔︎初めて挑戦することで
✔︎初めて成功したこと
は誰でも気持ちよく覚えてるはずです。

何回、何百回と失敗したことなんて
最初は全く数えずに集中していたはずです。

ですがいつしか、自分と周りの差をみて
自分で自分を『否定』し始めます

それをずっと続けてきた結果が
『私って下手だから』という言葉になってくるのです。

成長がストップする選手ではなく
向上心のある成長し続ける選手になるためにも
『目標となる選手』は決めておくべきでしょう

あなた自身の言葉はそのまま試合に影響してきます。

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by ソフテニ図書館オーナー,sho

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