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メーカー総合職として働きながら3年間で2000時間勉強するために意識したこと全て

お疲れ様です。まもーです。
転職先での仕事が始まり、周りのシゴデキオーラに戦々恐々中です。
先日、投稿した転職の備忘録、多くのコメントをいただいたりしており
びっくりしております。ご一読いただいた方ありがとうございます。
(未読の方、拙い駄文ですがお読みいただけると泣いて喜びます)

読んでくれた友人の中で「会社員やりながら勉強継続できたコツ教えて!」という
リクエストがあったので今回はそれについて書いてみようと思います。
世の中の会社員の皆様、日々仕事に家事にやらなきゃならないこと、たくさんありますよね。仕事中に「今日は絶対定時に上がって勉強するぞ!」と思っても家に着いたら思い虚しくバタンキュー、、何度やったかわかりません笑
私の場合、最低6時間は寝ないと翌日の動きに影響が出てしまうのでそこは譲れません。しかし1日の就業拘束時間は定時でも8時間 (+休憩1時間)、11時に寝るとしても残り10時間で出退勤、食事入浴等のルーティンをこなしつつ毎日勉強時間を確保するのは簡単ではありません。繁忙期はもちろん残業もしていました。そして朝は大の苦手で世の中の賢者や成功者の方々が実践しておられる朝活は諦めています。そんな私が夜活だけで3年間で2000時間を超える勉強時間を確保するために
以下のようなことを実践していました。
「将来のために勉強したいけどどうしても仕事終わりやる気が出なくて続かない」「仕事も頑張りたいけど勉強もしたい」みたいなことを考えておられる方々にとって参考にしていただければ嬉しいです。


当時の状況

・家から会社まで通勤時間15分
・月平均残業時間13~15時間 (だいたい平均45分/日)
・日帰り出張月1回程度
・超夜型人間で朝は大の苦手 (朝活捨てました)
・在宅勤務なし
・最寄りスタバまで車で15分

寮に住んでいたため、家から会社までの距離が比較的近く、朝の弱い自分でも
遅刻せずに済みました笑。また、残業時間も世の中の激務と呼ばれる方々に比べると少ない方なのかなとは思います。その辺は勉強する上で恵まれていました。しかし、働き方改革の影響で残業時間が制限されているだけで実際の業務量は時間相応ではなく、仕事の進捗が中途半端な時に帰宅しなきゃいけないこともあり、もやもや状態で家に帰ることは頻繁にありました。出張も月1回程度とまあまあ行かせて
いただいたりもして、時間に余裕があると感じたことはほとんどありませんでした。何度も朝活をしようと強制的に起き上がるために玄関に目覚まし時計を置いたり、SNSで宣言したりもしましたが定着せず、朝勉強することは早々に諦め、夜の時間にフルベットすることにしました。
結論、現代のツールをさまざま駆使して、一度勉強を習慣化させることで自分の
意志ではなくルーティンとして体が動き勉強できるようになりました。
今では歯磨きするのと同じくらい勉強が毎日のルーティンとして落とし込ま
れています。

勉強継続のために実施したこと

①勉強開始時に終了予定時刻を毎日ストーリー投稿する

職場で強制されていない状態で、自分の意志で勉強を始める時、他の人の監視の
目がないと習慣化されていないうちはどうしてもサボってしまうと思います。
かといって、学生の頃のように平日の頻繁に友達を誘って一緒に勉強、みたいな
こともできないので監視の目を作り出すことが継続につながると考えました。
そこで元々中毒だったのでInstagramを活用し、勉強開始時にデスクに広げた
テキスト類の写真と勉強終了予定時間
を毎回UPするようにしました。

初期の頃、ホームスタバ1店舗目にて

ここでポイントなのが勉強アカウントではなくプライベートアカウントで宣言して
いたこと
です。SNSの繋がりではなくリアルの知り合いに投稿で見てもらうことで
より遠隔で監視されている感覚になり、勉強の強制力につながりました。
また、終了時刻を宣言することで「この時間までは何がなんでもやらないと」と
自分を追い込むことにも繋がりました。
当初、毎日これを投稿することでリアルの繋がりが離れることもあるかな、、と
内心不安でしたが全くそんなことはなく皆ネタにしながらも応援してくれました。
今ではストーリー機能は思い出を投稿するために使う機能ではなく自分を追い込むために使う機能という認識しかありません。
臆することなくSNSを自分好みに使いこなしてやりましょう!!

②勉強終了後にStudy Plusの記録を毎日ストーリー投稿する

①のエビデンスとなるStudy Plus (後ほど記載)の勉強記録をストーリーで投稿します。これでしっかり勉強したというエア証明できたことになります。
自己満ですが笑
①と②をセットで投稿することで1日投稿2件となり、フォロワーの目につくことになるのではないでしょうか。自分は見てもらいたかったのであえて目立つように
親しい友達のみの緑色の輪っかの形にして毎日投稿していました。

一言コメントを添えて終了後に投稿

③Study Plusアプリの活用

勉強時間は可視化することで積み上げていることを実感でき、やる気にも繋がります。それを最適化できるアプリがStudy Plusです。
インストール後、教材のバーコードを読み取ることで電子本棚を作成、書籍別、ジャンル別の勉強時間を記録できます。

勉強カテゴリ別の勉強時間を一目で可視化


テキスト別に本棚に格納

この記録によってそれぞれの資格取得後に取得までどれだけの時間を要したかを
振り返ることができたり、月の勉強時間を確認できたりして作戦を立てやすかったです。

④Focus to do アプリの活用

人間の集中力を維持させる時間管理手法にポモドーロテクニックがあります。

アプリ「Focus to do」はこの作業時間25分+休憩時間5分を延々と繰り返してくれるアプリです。回した時間の合計も記録してくれます。勉強仲間とチームを作ったりするとポモドーロの回転時間でランキングで競ったりもできるのでこちらも競争心に火がつくのでおすすめです。

回転開始前の画面、集中スタートタップでポモドーロがスタート

ちなみに「俺は休憩時間の5分なんて必要ねぇ!」という方もご安心を。
5分の休憩時間もタップ1つでスキップすることも可能です。

⑤周りの近しい人に目標を声に出して共有する

家族や友人、職場の人など連絡頻度の多い人たちに自ら資格勉強をしていること、○○日に試験を受けることを話していました。そうすることで試験の結果を相手から試験後に聞かれると思えば逃げるわけには行かないというマインドになります。

⑥YoutubeのStudy Vlog、Study with meを活用する

Youtubeには同じく会社員をしながら、勉強もして、さらに動画編集・投稿までしているお化けみたいな方々がたくさんいます。こういった方々が上げてくれるStudy Vlogを見ることでモチベが高まり、やる気を出すことができました。
年齢も私と近い方が多く、同世代でご活躍されているということで大変刺激を
受けていました。よく見ていた2つのチャンネルのリンクを貼っておきます。

①もりおるーてぃん

②えいと/STUDY BLOG

また、Study with meという動画の中の方と一緒に勉強するコンテンツもあり、
そちらもよく使っていました。挿入されている音楽もおしゃれなものが多く、
集中できました。添付貼っておきます。

阿鮑(アバウ) / のがラジオ nogaradio

⑦オンラインコミュニティに入会して仲間を作る

⑥で紹介したもりおるーてぃんさんがオーナーを務めるオンラインコミュニティ
「TERAKOYA」に参加し、日本中の同じく目標達成のために頑張っている方々と
交流することで刺激をもらったことも大きかったです。
やはりどれだけ一念発起しても周りに忙しい中で勉強をしている人は少ないもの、
オンラインコミュニティには普段の生活では出会うことのない新鮮な出会いがたくさんありとても刺激になりました。

⑧モチベーションが上がる勉強場所やルーティンを見つける

疲れた中で勉強を始める際、自分が集中できたり、気分が上がる環境に身を置く
ことはめちゃくちゃ重要です。例えば、継続力がある人であってもその人が静かな
場所が得意であった場合、カフェなどで勉強すると効率が下がってしまいます。
逆に多少周りが騒がしい方が逆に集中できるという人もいます。自分が高い
パフォーマンスを長時間維持できる環境を見つけましょう。
私はおしゃれな場所で作業を行う自分に酔って作業効率が上がるタイプなので
(書いていて恥ずかしいw)、低コストおしゃれカフェの代名詞であるスターバックスに行って勉強することをルーティンとしています。他のカフェには浮気しませんでした。スタバ一筋です。当時の家は一番最寄りのスタバであっても車で15分かかる場所にありましたがその移動時間すらも自分への投資と考えて通いました。
そうすると他のスタバでも勉強したいと思うようになり、県内のスタバを巡りながら勉強したり、出張業務終わりにその土地の未開拓スタバへログインして勉強するなど趣味を楽しみながら勉強することができ、結果として3年間で77店舗のスタバで勉強しました。今度は地方にスタバ巡りの旅に出かけてみようと思う所存です。あ、ちなみにアメリカーノorホットコーヒーしか飲みません。

アプリのマイストアパスポート機能
一度店舗でお会計するとその店舗スタンプとして登録される

現在は転職先で働き始めましたが、初めての方とお会いする際、スタバの話を切り口に盛り上がることもあります。勉強を通じて趣味を増やせてよかったなと感じ
ます。

⑨ワンモアコーヒー制度を使う

仕事が休みの日に長時間勉強したいけど、カフェに長居すると周りの目が気に
なる、、、という方におすすめなのがスタバのワンモアコーヒー制度です。
こちらはドリップコーヒーとカフェミストをスタバカードでお会計した場合に
限り、2回目のお会計時に同じものを注文すると安く購入できる制度です。
詳しくはこちらをご覧ください↓↓

私はこの制度を使ってドリップコーヒーを飲み続けながら1日に3店舗はしご
(1店舗目2h → 2店舗目 2h → 3店舗目 1h)し、休日は最低5hの勉強時間を
確保していました。懸念点は周辺にスタバが密集している都会の駅周辺でないと
なかなか実現できない点です。都会の街並みを見て心が回復する都会好きな人は
ぜひご検討ください。
人間の集中力は持って2時間というのはよく言われている話です。同じ場所で
勉強を続けているとだれてくると思うのでそのタイミングで場所を変えるという
アクションを挟むことが気分転換につながりました。私はスタバ間はほとんど徒歩
で移動していましたが、脳内をリフレッシュでき今では良いルーティンだったと
感じています。

⑩1日の終わりにご褒美を設ける

休みの日に1日勉強する場合は目標時間を事前に設定し、それをクリアできたらご褒美を自分にあげるという設定を設けていました。
私の場合は、サウナ大好き聖人なので、目標時間勉強達成できた時に限り、ホーム銭湯への入館を許すという自分ルールを設けていました。実際、目標達成できた時のサウナは格別ですし、整った時の視界の回転がエグすぎました(語彙力)
好きなものを食べる、好きな人に会う、などなんでも良いと思います。ご褒美が
あれば人間のやる気は上がります。

他にも色々意識していたことはったかもしれませんが、手法として実践していたことを10点まとめました。
継続するために大事なのは「気力でどうにかしようと思わないこと」です。
人間の行動は2ヶ月間、週3回やり続けることで習慣化されるというのが私の持論です。ここの壁さえ超えてしまえば、やらないで1日を終えることが気持ち悪くなり、自然とやるようになります。そこに気力とかは必要なくなるのでそのレベルまで続けられるか鍵なのかなと思います。
以前の記事でも書きましたが今自分は1日の中で勉強できないことが逆にストレスに感じる状態まではきていると思います。友人に話す時は歯磨きせずに寝るのと
同じくらいのストレスと話しています笑。最初のうちだけは気力が必要ですが習慣として落とし込めればあとは体が勝手に動くようになるかなと。

終わりに

偉そうに書いてしまいましたが、日本の難関資格と呼ばれるものに挑戦している方々や勉強が本業の学生さんに比べると私の成果はまだまだだと思います。
ですが、20代で学ぶ姿勢の土台が出来上がったことで今後、転職先での業務は
もちろんのこと、今後出てくるたくさんのわからないことに対して逃げず立ち向かえる根拠のない自信が持てたことが何より良かったと思います。
忙しいこともあるかと思うけど、今後も興味ある分野の学習を続けていこうと
思います。


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