明治大学経営学部の現代文【大学入試現代文analyze㉞】
前回の分析
〇マクロ分析【設問構成など】
・文章の種類
大問1 : 評論
・設問別分類
・設問数
・【分析】
①選択肢と空欄補充が中心の問題構成。
②設問数がここ数年増加している。
③記述問題も出題されるが、難易度はかなり低め。
〇ミクロ分析【文章/設問の分析】
<文章>
【分析】
・文章量 : 不安定
→ 2023年は相当多かった。ただし、内容はそこまで難しくない。文章の長さには無自覚な作問傾向なのかもしれない。
・文章の傾向
<評論>哲学
→ 経済系統の文章が出る、というような一定の傾向もない。哲学が好きなのかも。
<設問>
【空欄補充】
文章内容に関する空欄補充が多く出題される。
【選択肢問題】
換言問題しかこの三年間は出題されていない。
【記述問題】
私大の中でも最も簡単な部類の記述。満点を目指す。
【その他】
漢字が出ない年がある。脱文挿入と抜き出しは一応隔年傾向か?
〇対策法
・想定時間配分
試験時間:60分(現代文+古文)
→現代文40分目安。
・解答作業について
やや分量が多いので「読みながら解く」という作業がおすすめ。空欄補充も多いのでその方が効率が良いだろう。
・タテ?ヨコ?
タテ(過去問を古い年度まで掘り下げて実施)でいいだろう。設問もそれなりにクセがあるので過去問を解いて慣れておくことをおすすめする。
以上。次回は明治大学法学部の分析です。
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