見出し画像

三島由紀夫街道をまた一歩

今日は春の陽気が特徴的でしたが、体調が優れず布団の中で過ごしていました。鬱っていやですね〜、本当に。動きたいときに限ってダウンしたり、眠れなかったり。はやく治したいと思ってはいるのですが、なかなか我慢が必要です。あ〜、今日は散歩に行きたかったかなぁ。

その中で、嬉しい出来事がありました。三島由紀夫の新しい本が届いたのです。今回届いたのは『命売ります』という本です。

三島由紀夫の「命売ります」は、人生哲学について深く考えさせられる小説だと感じました。

物語は、主人公である早川一郎が自分の命を売ることでお金を手に入れ、それを元手に自分の夢を実現しようとする様子が描かれています。彼は自分自身を「命」という商品として捉え、その価値を高めようとすることで成功を目指します。

この物語を読んで、「命」というものについて考えさせられました。私たちは一度きりの人生を生きていますが、その命の価値とは何なのでしょうか。早川一郎は、自分の命を商品として売ることで、その価値を高めようとしますが、そのやり方には疑問を感じました。命は金銭で買い取ることができるものではなく、私たちは自分自身の命の価値を自ら決めていかなければならない。

またそれと同時に、本作品は夢に向かって努力することの大切さも描かれています。早川一郎は自分の夢を実現するために、自分の命を売ることに踏み切りますが、それはあくまでも手段であり、夢を実現するためのプロセスであると捉えられます。夢に向かって努力することは、人生において非常に大切なことであり、この物語を読んで改めて感じました。

総じて、三島由紀夫の「命売ります」は、人生哲学について考えるきっかけを与えてくれる小説だと思います。私たちは一度きりの人生を生きているため、自分自身の命の価値や、自分の夢を実現するためにどのような方法を取るか、深く考える必要があると感じました。

また、「レター教室」もやっとこさ読み終わりました。この本は、手紙を書くためのアドバイスとして書かれたも。私は、手紙を書くのが苦手で、手紙を書くことが私のストレスの一つでもあります。そんな私にとって、この本はとても参考になりました。

三島由紀夫は、手紙には人間性が表れると考えていました。手紙を書くことは、相手に自分自身を表現することでもあります。彼は、手紙には自分の心を込めることが重要だと語っています。また、手紙は相手に読んでもらうことを前提に書かれるものであるため、相手の立場に立って考えることが大切だとも述べています。

この本には、手紙の書き方や、手紙に込める気持ちについてのアドバイスが書かれています。私は、この本を読んで、手紙を書く際に相手に思いやりを持って書くことが大切だと学びました。また、手紙には自分の気持ちをストレートに伝えることができるため、手紙を書くことで気持ちの整理ができるとも感じました。

三島由紀夫の『レター教室』は、手紙を書くことが好きな人や、手紙を書くことに慣れていない人にとっても、役に立つ本だと思います。私も今後、手紙を書く際には、この本で学んだことを意識して書くようにしたいと思います。また書かなきゃいけないみたいだし。

今日は体調が優れなかったものの、三島由紀夫の新しい本に出会えたこと、さらにもう一冊読み切ったことで、三島由紀夫街道を旅した気分でした。それでは、プチ・フランス語講座にいってみましょうか。

—————————————————————-
「これは〜です」をc’estを使って文を作ってみましょう。要はc’estの後ろに冠詞と名詞をおけば良いだけの話です。

C’est une parisienne.(セ・テュヌ・パリズィエヌ これは1人のパリの女性です。)

発音に注意!c’estの発音されないtが、不定冠詞のuneに引っ張られてリエゾンが起きています。なので、くっついて「セ・テュヌ」となります。

c’estのあとに不定冠詞のついた男性名詞がくるときも、リエゾンが起こります。

C’est un travail facile.(セ・タン・トゥラヴァユ・ファスィル、これはひとつの簡単な仕事だ。)

travailは「労働・仕事」、facileは「簡単な」と意味でしたね。覚えてました?忘れてたら復習がてら48ページと78ページをペラっとめくってみると良いかも。

今日はこんなところで終わり。次回はc’estを使った複数形の文です。お楽しみに〜。

——————————————————————

ここまで読んでくださった方、大変ありがとうございます。この文章は「verdeとタカーシーの身のない交換日記」として、マガジン化されています。もちろん無料です!これまでの交換日記も下のリンクから読めるので、ぜひご覧になってみてください。できたらマガジンをフォローしてくれると嬉しいです。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?