私は先日自己投資をした。

次の春に新しい自分を手にするための自己投資だった。

思い返せば去年の夏から、たくさんのお金も時間も自分のために投資してきた。最初はキャリアのため、次はスキルのため。カメラ教室も美容医療もピラティスも全部そう。全部理想の自分を手に入れるために、そうやって多くのお金と時間を費やしてきた。

最初は自分のためにお金を使うことにワクワクした。形に残るモノでもない、ただ消費するだけのサービスでもない、自分の成長のためにお金を使うんだ。大きい額だけど、この上なくワクワクする！そんな風に感じていた。

あのとき、2023年の私は自由に働いていると思っていた。どこにも所属することなく、自分がやりたいと思ったことだけで生きていけるのではないかと錯覚していた。

しかし現実は甘くはなく、商売というのは相手ありきのものであって、私がやりたいことだけをやっていては何も成立しない。ましてや私のことなんて誰も知らないのに、私のためにお金を払う人なんていないのだ。だから営業しなくちゃいけない。自分を知ってもらう努力をするようになり、私は生まれて初めて営業が苦手だと自覚した。

そうして私は他の方法を視野に入れ、自分らしく働く方法を考え始めた。次はそのために投資するのだ。まだ自分自身も導き出せない、自分についての解を得るために。

そうして私はまた大きなお金を支払うことにした。絶対に私に必用なことだと思ったから払った。夫も応援してくれ、「半分出すよ」と言ってくれた。しかしこれは私が私だけのためにする投資なのだから、私が払わなければ意味がないと思った。

私にはずっと応援してくれる人がいる。私自身も私の可能性を信じている。

でも、なぜ私は何者にもなれないんだろう。いくら時間とお金をかけても、自分らしいの正解が分からない。ずっと私は迷子だ。私はいつになれば何者になれるんだろう。私には何が足りないんだろう。

だけど、信じるしか無い。今まで私が取ってきた行動を。私自身を。信じて進むことだけが、私が何者かになれる近道だから。

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これは私が数ヶ月前に自己投資を決めたときに書いた記事です。

あれから数ヶ月経ち、"私らしい"の正解が見えてきて、少しずつだけど前に進んでいます。

私は絶対に、私らしいキャリアを手に入れます。次の桜が咲く頃には、「私の人生ってやっぱり最高だな〜！」と言えるようになっている。今だって最高だけど、もっと最高になっている。

お金と時間を自分のためだけに使い続けてきたことにずっと後ろめたさを感じていました。しかし、時間もお金も本来私のものだから、私のために使うことは何も間違っていないのです。私は私の人生のために、私の所持品を使ったのです。

来春、私はどうなっていたいのか目に浮かびます。きっと叶えられる。私はそのために突き進むだけ。私と、応援してくれる家族と、今まで私にたくさんのことを教えてくれた人たちのために、前を向いて歩んでいきます。