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夏休みの宿題

6月末でコピーライター養成講座を通い終えて、さぁ次は何をしようかなと考えていたけど、状況はそんなに良くなくて、行動の制限もそのままに、またお酒が出せなくなったりして。残暑見舞い申し上げます。


私は暇が嫌いではないタイプです。仕事の為に生きてるような人を見るとほんとにすごい、としか感想が出てこないし、のんびりする時間をなるべくストレスフリーに獲得する為に仕事をさせて頂いています。

だがしかしbut。自分自身に変化がないのは嫌みたい。興味のあるジャンルに対しては情報を更新していたいし、世の中の流行りは一応気になる。人と話せず、外からの影響が全くないことには若干のストレスを感じる。

そんなことをベッドに寝っ転がりながら考えていたら、コピーの講義で「夏休みの宿題がやりたくなる新聞広告」を作ったのを思い出しました。

大人になったらなかなか宿題って出してもらえない。課題なんて自ら課さないといけないよなぁ…そうか、自らに課してみるか。

ということで、自分に"夏休みの課題"を与えることにしたのです。


「8月中に名作と呼ばれる映画を20本観る」


映画は嫌いではないですが特に好きって程でもないです。なぜなら、観るのにすんごい体力がいるんです。特にホラー、サスペンス、後味が悪いものは苦手ですしお金を積まれても観ません。いや、やっぱり額によっては考えなくもないです。

もちろん好きな作品もありますよ。サマーウォーズとかトイストーリーとか。(思いつくのがアニメばかりだった)

どんなにハッピーエンドでも、学びが多くても、アニメでも、フィクションでも、そこには必ず誰かの生き方や人生が描かれてるじゃないですか。その人や動物たちの目線でだいたい2時間集中で作品の中の世界を過ごすのは、結構疲れる。これ随分昔から思ってて。分かってくれる人いませんかねぇ。多分、感情移入をしやすいんでしょうね。

昨日はフォレストガンプを観ていました。泣けて笑えて面白かったんですが、終わった後はなぜか汗びっしょりでぐったり。ランニングでもしてきたんか?って感じでした。(フォレストと一緒にずっと走ってたのかもしれない)

ただ、映画って絶対的な存在で素晴らしいなと思うのは、音楽、映像、芝居、チームワーク。芸術、エンタメの集合体ってところですよね。ある人達の思想や感情の塊。影響を受けない訳がないのです。そこも疲れる理由の一つかも。笑

あとは追体験が出来るところ。無意識でしたが映画のここにメリットを感じて今回の課題を設定したように思います。身動きの取りにくさを映画の主人公に発散してもらおうとしたのかな。色んな場所で私の代わりに色んな生活をしてもらうという。

宿題って学校に通ってた時代は有無を言わさずやらなきゃいけないものだったし、3日坊主が服着て歩いてるような人間だからまぁ続かんやろと思っていたけど、いざ課してみると決めたのは自分だっていうプレッシャーがあるからか、意外とこなしていることに驚き。フォロワーの全然いないTwitterで公言してから始めたんですけど、それでも効力ありまくりです。人間って単純。

名作って言われるのには何かしらの理由があるんだろうし、それを知る為に始めてみたけど、今日まで7作品観た中ですごく響くものもあれば、全くワカランとなるものも。

それでもやっぱり、自分の中に新しい情報がインプットされていく感覚は楽しいなぁと、映画ファンの方には怒られちゃうかもしれないような目線で鑑賞しております。

8月31日、この課題を終えた私はちょびーっと成長している、はず。

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