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父のカメラ、LUMIX DMC-FZ1000

昨日、実家から亡くなった父が使っていたカメラを持って帰りました。
Panasonicのカメラで、LUMIX DMC-FZ1000という機種。

10年くらい前のカメラで、見た目はそんなにかっこよくないです笑
でも広角〜望遠〜マクロまで撮れて、4K 30fpsまで対応していることもあり、動画撮影用のカメラとして持って帰りました。

さいきん家でYoutubeを撮ろうと試みているんですが、ピント合わせがマニュアルのカメラしかなく、オートフォーカスが効く動画用のカメラが欲しかったんです。

マニュアルフォーカスオンリーだと、手元などを映すときに不便

さて、そんなカメラを家に持ち帰って点検していると、SDカードが入ったままなことに気が付きました。

フォーマットする前にいちおうPCで読み込んでみると、2019年~2020年に父が撮影した写真が数百枚、そのままになっていました。

いま僕の手元にあるカメラ資産は、ほとんどが父からのお下がりですが、僕は父から写真のイロハを教わったり、レクチャーを受けたことは一度もありません。

僕のカメラ好きは完全に父の影響ですが「花の写真を撮るのが好きだったらしい」ということしか父の写真について知っていることはありませんでした。

そんな父の写真を見ることができて、正直な感想を言うと嬉しかったです。

もし生きていたら大激怒すると思いますが、そんな父の写真をネタに記事を書かせてもらいます。

桜の時期だったらしい

SDカードに残された写真を1枚ずつ見ていくと、父がどんな花や風景に心が動いてシャッターを切ったか、少しだけ感じられるような気がしました。

建物や木が欠けないように撮ろうとしているの、
マジメかって思う。
なんでこんなの撮ったの?

親が撮った写真をまじまじと見るのは気恥ずかしさもあり、
なんだか日記を覗き見しているような居心地の悪さもあり、と複雑な心境でした笑

この写真なんだか可愛くて好き

父の写真の撮り方から、型を意識していてハメを外しきれてない様子が感じられて、なんとなく僕の写真と似てるなぁと思ってしまいました。
僕も同じような構図が好きなんだなとも思いました。

なんでも真正面から撮るの、めっちゃわかる

たぶん、写真を撮る上で気になるポイントが似てたりするんでしょうね。
生きてる間は本当に仲が悪かったけど、亡くなってから約1年半、少しずつ父に親しみを感じ始めています。

父、すまぬ。勝手に写真を全世界に向けて公開してしまった笑

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