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メンタルヘルス vol.1

今回は『メンタルヘルス』について書いていこうと思います。
よろしくお願いいたします。
 
私はメンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種を取得していて、その知識を紹介していきます。


■メンタルヘルスとは?

メンタルヘルスとは「心の健康」のことで、身体だけではなく心も元気であることが日常生活をしていく中で重要です。
当然ながら、仕事を進める上でも心の健康は重要なことです。
身体と心が元気だと、周囲とのコミュニケーションが良好だったり、前向きに仕事に取り組めたりと仕事の生産性が上がります。
逆に身体と心が元気でない時はわけもなくイライラしたり、やる気が出なかったりと悪影響が出始めます。
 
近年、社会環境の変化が凄まじく、心の健康を維持するのも難しくなってきています。
経済の変化、コロナの影響で企業の経営戦略や雇用情勢の変化があり、同時に働く側の勤務形態の変化や心理状態の変化を強いられています。
そのため、極度のストレスによる心の健康は圧迫されています。
厚生労働省の令和2年労働安全衛生調査によると、仕事に強いストレスを感じている人の割合は54%で、メンタルヘルスのケアが必要ということが分かります。


■ストレスとメンタルヘルス

心の病気の原因として、過度のストレスが挙げられます。
ストレスとは外部の要因から圧力(ストレッサー)を受け、それに反発しようと抵抗するストレス反応を指します。
ストレッサーが強ければ強いほど壊れやすく、人の個性や体調によって耐えられるストレッサーのレベルは異なります。

ストレス

ストレッサーを受けると大脳皮質から信号が送られ、体の中で様々な変化を起こしていきます。
例えば、脈拍の増加、血圧の上昇、筋肉の緊張、不安の増加などです。
このような時は消化、成長、免疫システムの機能が低下し、食欲がなくなったり、病気に感染しやすくなったりします。

ストレスによって健康障害が発生する流れ

また、過度なストレスを受け続けるとうつ病などのメンタルヘルスの不調を招きます。
うつ病は症状が改善するまでの期間が長く、再発率も低くない病気です。
社会復帰も難しいという事例もあり、治療のために会社を半年近く休むというケースも多いです。
私事ですが、実の姉も激務でうつ病になった過去があります。
現在は治療をしながら働いているという状況ですが、相当な期間を休み、苦労をしていました。


■最後に

ストレスは人が生きていく上で必ず出会いものです。
ストレスと無縁になることはまず不可能なので、上手に付き合っていくことが大切です。
厄介なのはストレスの感じ方には個人差があることです。
他人が簡単に乗り越えられていることでも、自分には難しかったり、辛かったりします。
ですので、自分は自分、他人は他人と考えることがストレスを緩和する秘訣です。


今回はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。


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