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メンタルヘルス vol.2

今回は『メンタルヘルスケア』について書いていこうと思います。
よろしくお願いいたします。
 
メンタルヘルスの2記事目となる今回はメンタルヘルスのケアについて紹介していきます。
今回は職場のメンタルヘルスケアに焦点をあてて書いていきます。


■メンタルヘルスケア

職場のメンタルヘルスケアは4つあります。
・セルフケア
・ラインケア
・産業保健スタッフによるケア
・外部機関によるケア

●セルフケア

本人が自らストレスに気づき対処する方法です。
具体的に、自分で自分の心の健康状態を知り、心身ともに元気に仕事に取り組むための対処を実行することを言います。


●ラインケア

管理職やリーダーなどが職場環境等の改善や個別の指導・相談を行うことです。
自分自身でストレスを感じ対処できれば良いのですが、そううまくいきません。
特に過度のストレスを受けている人はそういう客観的視点で物事を考えらないからです。
そのため、本人以外の方が気づき何かしらの対処をしなければなりません。
ですので、ラインケアはメンタルヘルス不調の予防の要と言えるケアです。
 
管理職に限らず、チームメンバーの「いつもとのギャップ」に気づくことが大切です。
過度のストレスを受けると元気がなかったり、イライラしていたり、離席や遅刻、欠勤の増加など行動面の変化が現れます。
1日や2日程度なら一時的なものかもしれませんが、2週間続くようだと産業保健スタッフなどと連携して対応が必要なレベルと言われています。

行動の変化


●産業保健スタッフによるケア

会社の衛生管理者などの産業保健スタッフが進めるケアのことです。
労働者数が50人を超える企業では産業保健スタッフとして衛生管理者や産業医の選任が義務付けられていますので、専従ではないものの相談できる環境があります。
逆に50人以下の企業だと産業保健担当者を人事や労務担当者が兼任している場合が多く、専門知識を保有していない場合が多いです。
そういった場合は産業保健総合支援センターや地域産業保健センターの外部支援を活用することも一つの方法です。


●外部機関によるケア

組織外の専門機関によるケアのことです。
産業保健総合支援センターや地域産業保健センター、精神科クリニックや保健所などが含まれます。
組織のメンタルヘルスケア推進への助言や指導、研修などで支援を行っている他、個人の相談を受けるという支援も行っています。


■最後に

大事なのは1人で抱え込まないことが大切です。
身内に相談しにくいことは第3者の支援センターや保健センター等に助言を仰ぐことがよいと思います。
また、ラインケアをする管理者も一人で抱え込まず、会社の産業保健スタッフや外部機関に相談していくことが重要です。


今回はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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